5勝1分。無敗で首位を走るマンC。CLなど公式戦を含めて7連勝中だ。対するチェルシーは4勝1敗1分。3位に付ける。こちらも公式戦は8戦負けなし。リーグ序盤の好ゲームだ。マンCは、アグエロが交通事故で負傷し、急きょ欠場。代わりにジェズスがワントップに入った。フェルナンジーニョがアンカーに入る4-1-4-1の布陣。一方のチェルシーはダビド・ルイスが出場停止。代わりにクリステンセンが3バックの中央に張る3-4-3。モーガンをベンチで休ませ、アスピリクエタを右WBに上げて、右CBにはリュディガー。セスク・ファブレガスがトップ下に入った。
3分、右WBアスピリクエタの縦パスにCHカンテが走り込み、クロスにFWモラタがヘディングシュートを放てば、マンCも4分、右IHデブライネがFKを蹴り込む。その後も互角の展開。マンCがパスを回して攻めれば、チェルシーはFWアザールがドリブルで運び、カウンターを狙う。26分、右CBリュディガーがミドルシュート。DFのブロックから右WBアスピリクエタがミドルシュートを放つ。GKエデルソンがナイスセーブ。マンCも27分、右IHデブライネのスルーパスに右SHスターリングが走り込み、クロスを入れる。しかし走り込んだCFジェズス、左IHダビド・シルバが届かない。
29分には左SHサネの落としから左IHダビド・シルバがミドルシュート。GKクルトワがファインセーブで弾き返す。31分、右IHデブライネのCKからCBオタメンディがヘディングシュート。しかし枠を外す。そして35分、チェルシーのFWモラタが股裏の不調を訴え、ウィリアンに交代した。45分には右IHデブライネのCKからCHフェルナンジーニョがヘディングシュート。これもGKクルトワがファインセーブ。前半はマンCが押し気味だったが、スコアレスのまま折り返した。
後半もマンCがパスをつないで攻め込んでいく。後半序盤、スターリングとサネが左右のポジションをチェンジする。9分、左IHダビド・シルバのCKから左SHスターリングがミドルシュート。11分にはCFジェズスから左に展開。左SHスターリングのクロスのこぼれを左IHダビド・シルバがミドルシュート。チェルシーはマンCの積極的なプレスの前に、選手間が分断されて、パスがつながらない。
それでも16分、OHセスク・ファブレガスがFKを左に流し、FWアザールがミドルシュート。GKエデルソンがセーブする。20分には右IHデブライネのクロスにCFジェズスが走り込むが、GKクルトワがセーブ。そして22分、CBオタメンディの縦パスを受けた右IHデブライネが中に折り返し、CFジェズスの落としからデブライネがシュート。ついにマンCがネットを揺らした。先制点。
その後はチェルシーが必死に反撃するが、マンCがしっかりと守る。チェルシーは28分、FWアザールとCHバカヨコに代えてCFバチュアイとFWペドロを投入。ファブレガスをCHに下げる。マンCも31分、左IHダビド・シルバに代えてベルナルド・シルバを投入。さらに39分には左SHサネに代えてギュンドアン。直後には左SHギュンドアンから右に展開。右SHスターリングのクロスにCFジェズスがボレーシュート。しかしCBリュディガーがヘディングでクリア。42分、右IHデブライネのCKにCHフェルナンジーニョがヘディングシュート。しかしGKクルトワがキャッチ。チェルシーも45分、CHファブレガスのFKからCBクリステンセンがヘディングシュートを放つが、枠を捉えられず。そしてタイムアップ。1-0。マンCが最後まで攻めきって、勝利した。
内容的にもマンCが完勝。アグエロの長期離脱は痛いが、その影響を感じさせない勝利だった。逆に今後が不安なのはチェルシー。モラタのケガは1ヶ月位かかりそう。その間はバチュアイがCFを務めることになるのだろうが、このゲームでもバチュアイ投入後もほとんどボールを触る場面がなかった。これで順位も4位に後退。プレミアリーグはマンCとマンCのマンチェスター勢が一歩抜け出してきた。