とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第24節 レスター対ワトフォード

 前節チェルシー戦はチルウェルの退場後、しっかり守り切り、スコアレス・ドローで終わったが、年明け以降は公式戦2勝2分け。順位も8位をキープして、少しずつ調子を上げている。この間、岡崎も3試合連続先発。チェルシー戦と同じメンバーだ。対するワトフォードは10位。近い順位のチーム相手には負ける訳にはいかない。

 2分、CKの流れから右SHカリージョがミドルシュート。序盤、ワトフォードが前から積極的にプレスをかけてくる。レスターはしっかりとした守りからカウンター。6分、FW岡崎のフィードにFWバーディーが走り込み、シュート。GKカルネジスが弾いたボールに岡崎が走り込み、ヘディングシュート。しかしこれはうまく合わせられなかった。8分には右SHマフレズのFKをCBマグワイアが落とし、CHディディが詰めるが、シュートは打てない。

 ワトフォードも19分、CHドゥクレがミドルシュート。21分にはCHワトソンのFKからOHペレイラミドルシュート。25分にはCFディーニーがミドルシュートを放つが、GKシュマイケルがキャッチした。ワトフォードの攻撃は単発的で、レスターのゴールを脅かすまでにはいかない。その後は膠着状態が続く。33分、右SHマフレズのFKはGKカルネジスが正面でキャッチ。次第にレスターがパスを回してペースを握ると、39分、右SHマフレズの縦パスをFWバーディーが落とし、CHジェームズがスルーパス。走り込んだバーディーをCBワゲが倒してしまう。PK。これをバーディーが落ち着いて決めて、レスターが先制した。

 後半もレスターがペースを握って攻めていく。6分、左SBチルウェルの縦パスにFWバーディーが走り込み、クロスをFW岡崎がダイレクトシュート。だがGKカルネジスがナイスセーブ。ワトフォードは16分、OHペレイラに代えてアンドレ・グレイを入れて、4-4-2。CBワゲもケガでプリョードルに交代する。レスターは20分、岡崎を下げてデマライ・グレイを投入した。

 22分、FWディーニーの落としからFWアンドレ・グレイがミドルシュート。GKシュマイケルがナイスセーブ。29分、FWディーニーのスルーパスにFWアンドレ・グレイが抜け出すが、シュートはCBマグワイアがブロックした。36分には右SBヤンマートに代えてFWオカカを投入。布陣も3-4-3にしてワトフォードが攻める。守るレスター。しかしワトフォードもなかなか攻めきれない。逆に終盤はレスターが攻勢。42分、左SBオルブライトンのクロスを右SHマフレズが落とし、CHディディがシュート。GKカルネジスがナイスセーブ。

 44分にはFWバーディーに代えてOHアドリエン・シルバを投入。マフレズをCFに上げて、デマライ・グレイを右SHに回す。45分、左SHオルブライトンのクロスのクリアをCHディディがミドルシュート。そしてアディショナルタイム46分、中盤でボールを奪うと、アドリエン・シルバがドリブルで運び、横に流して、FWマフレズがシュート。ダメ押しの追加点。2-0でレスターが勝利した。

 岡崎は途中交代になったが、ワトフォードのプレスがきつく、攻撃面では何度かポストになって、味方の攻撃を引き出す役目を担ったが、シュートは2本。守備面でも、ワトフォードの攻撃がFW頼みで中盤からの攻撃が少なかったこともあり、岡崎を温存したという考え方もできる。だが、終了間際に投入したアドリエン・シルバは攻撃的なMF。岡崎と被る可能性が高い。またまた新たなライバル登場か。岡崎には引き続きがんばってもらいたい。