とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

自動車の自動運転の実用化モデル

 最近、全国的に(世界的に?)、自動車の自動運転の実証実験が実施されている。私が住む高蔵寺ニュータウンでも、昨年度、愛知県が自動走行実証実験を実施し、来月にもまた実験の実施が予定されている。昨年度は運転手が乗車して、直線走行のみを自動運転とし、車線変更や右左折は運転手が手動で運転をしたが、来月行われる実験では運転手は乗車せず、遠隔地に設置した運転席で遠隔監視、遠隔操作をするのだと言う。走行ルートも家から近いので、これは見に行かなくては!

 それにしても、自動車の自動運転が実現したとして、どう利用するのか。私は単純に、自動運転機能付きの自家用車が販売されるのかと思っていたら、そうではなく、まずは無人タクシーや無人バスの運行が想定されているらしい。なるほど。確かにバス運行経費のかなりの部分は運転手の人件費だと言うから、これが自動化されれば、バス代の削減等にもつながるかもしれない。

 また、市町村などが高齢者用に買い物などに利用する送迎用の小型自家用車を配置して、利用申請に応じ、送迎車を自宅まで走らせ、施設までの送迎を行うといった利用を検討しているようだ。しかしこれは車両整備費・運行費に見合う送迎料金を徴収するのは難しそうなので、税金を投入するにしても、実際に取り組む市町村は少ないような気がする。

 それよりも、ショッピングセンターなどが、バスや電車で来た買い物客を対象に、買い物後の自宅までの送迎を、この自動送迎車で行うというモデルの方が可能性は高いかもしれない。施設まで、行きは自動運転の買い物バスを利用し、帰りは、自動運転の小型送迎車を利用する、という感じ。うん、これならけっこうペイするかも。明日、社内の営業会議で提案しようっと!