妻が入院して2週間が過ぎようとしている。幸い手術は無事に終わり、既に立ち上がってリハビリを始めている（これまでの顛末は「嫉妬と言えばそうかもしれないけど」を参照）。その間、家事全般は私と娘で分担し、支障なく回している。今は外食産業も発達しているので大丈夫、と言われるが、実はまだ外食は、入院した当日の帰りが21時過ぎになった日に娘と一緒に「すき家」へ行っただけで、あとは家で夕食を作っている。昼食も、先週の土曜日は、午前中、これまで通っていたクリニックへ行く用事があったので、帰りにモスバーガーに寄って済ませたが、平日はこれまでどおり、週2日は同僚とともに外食に行くが、残りの3日は家に帰って自分で作って食べている。昼休みに家へ戻ると、食事とともに洗濯物を干したりする。職住近接はありがたい。
妻が入院した直後から、娘と合意して進めているのが、「冷蔵庫内一掃作戦」。わが家の冷蔵庫には、妻の性格ゆえか、常に大量の食料品が保存されている。その中にはとっくに賞味期限を過ぎたものも多い。なまじっか中途半端に使われるよりはいいと思ったか、妻も「賞味期限が過ぎたものは捨ててもいいよ」というので、状態を見てはドンドン廃棄。一方で、まだ食べられそうなものは調理してチャレンジ。その中の一つに、コストコで買ってきたビーツがあった。賞味期限や製造年月日はどこに表示されているのかよくわからない。今年の春くらいから冷蔵庫にあるが、真空パックだし、大丈夫だろうと封を切って、レシピを見ながら娘が作ったのが、コレ↓
どぎついピンク色だが、リンゴやツナの味も強く、違和感なく食べられた。2パックあったので、もう一つは他の野菜とともにスープにして、1日目はスープで、2日目はハヤシライスにして、そして残りはカレーライスにして食べた。おいしい。が、やはり独特の土臭さはするので、もう買ってほしくないと思う。
他にも、冷凍庫内の食肉を使って野菜炒めを作ったり、保存棚にあった麻婆豆腐の素を使ったりして、着実に冷蔵庫内の食材を減らしている。この間、買い物は野菜を中心に、牛乳やバターを買い足しただけ。それでもまだまだ冷凍庫内には多くの食材が眠っている。妻が帰ってきた時、冷蔵庫内を見て何と言うだろうか。それを楽しみにせっせと「冷蔵庫内一掃作戦」を着々と実行している毎日である。
