とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

玄関引き戸の錠の交換

 わが家は玄関が引き戸になっていて、その錠がずいぶん前から調子が悪い。鍵を回そうとしても動かないこともあれば、回した後で抜けなくなることもある。仕方がないので、家の中にいる家族を呼び出し、家の中から開き締めをしてもらう。最後の一人の時はどうすんだろうと不安に思うが、幸い、これまでそういうことはなかった。だいたい私が普段持っている鍵の調子が悪いので、妻の鍵なら開くということも多い。でも、少し前から娘の鍵でも開けられないことが増えてきた。そろそろ換え時。でもどうやって?

 それでネットで調べたら、こちらのサイトで詳しい交換方法について載っていた。「鍵の鉄人」。そこで購入しようかと思ったが、念のためAmazonで検索すると、そちらの方が安い。ごめんなさい。Amazonで購入してしまいました。

 数日して家に到着。字の小さい説明書を見ながら、がんばって交換作業を始めた。ちなみに作業にあたっては、Amazonのレビューが参考になった。まず、既存の錠を外す。引き戸の屋内側にネジがあって、それを回して取り外す。わが家は木製引き戸なので、戸の枠の部分が錠の形に彫り抜かれていたが、木屑も溜まっていたりして、まずはそれを掃除。それから説明書に従って、屋外側の錠を内外で挟み込んで、ネジで取り付ける。続いて、屋内側の錠を同様に取り付けるのだが、二つの戸に取り付けた錠の鍵穴がピタリと一致しないといけない。そのための千本通しのような器具が入っていて、それを内側の小穴から突き刺して、外側の錠の小穴と合うように、内側の錠を動かし、合わせる。そしてネジを締める。

 ところが、それで完成と思って外に出て鍵を閉めると、なぜか錠は締まるのだが、鍵が抜けない。2・3回試行錯誤をしてみたが、どうやら千本通しの器具がしっかりと外側の錠の穴まで突き刺さっていなかったらしい。ここは完全に手探り。外側に小穴があるかと思ったが、あっては防犯にならない。ぐっと奥まで差し込んだ状態で屋内側の錠のネジを締める。結局、鍵を閉めた後、少し左に回してやるとスルッと鍵が抜ける。これは癖なんだと思うことにした。

 やってみれば簡単。こんなことならもっと早く自分でやればよかった。ただしこれまでの錠に比べると外観がやや重みに欠ける。次に交換するときはその点も考慮しよう。ちなみにわが家の引き戸はダブルロックになっていて、既存の錠もまだ付いている。