とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

Priceless(プライスレス)

 CLを見ていたら、ピッチ横の電光看板に「Priceless」と映し出された。そして「MasterCard」の文字に変わる。何だ、クレジットカードのCMか。でも「Priceless」ってどういう意味だ。「無料」、「タダ」という意味ではないのか? CMでも商品を渡した後の笑顔が「プライスレス」ってやっているじゃん。と思ったが、それとサッカーと何の関係がある。まさかタダ(無料)の観戦チケットを配布しているわけじゃないよね。

 それで調べてみた。ら、なんと「Priceless」は「値段がつけられないほど貴重」という意味だった。うーん、わからないではないけれど、それじゃ「MasterCard」を使ったからと言って「Priceless」なわけじゃない。というか、プライスがついているから「MasterCard」を使っているわけで、「値段がつけられないほど貴重」なものには「MasterCard」は不要だよね。それなら今、三井住友カードがキャンペーンしている「タダチャン!」の方が本当にタダになる(可能性がある)。でも「Priceless」とは言わない。だって「Priceless」はタダという意味ではないから。

 うーん、勉強になった。というより、改めて自分の英語力の低さを実感した。「Priceless」は「Priceがないからタダ」と考えてしまうのは典型的な理系脳。これだから英語は中学生の頃からできなかった。考えてはいけない。覚えろ。それができないから今がある。だから英語は嫌いだ。