とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ第34節 バイエルン・ミュンヘン対フランクフルト

 今季、DAZNで放映しなくなったため、ブンデスリーガのゲームをほとんど観ていない。リーグ序盤、ドルトムントが首位を独走したが、気が付けばバイエルンがじわじわと迫り、第25節で逆転。その後、一旦2位に落ちたが、第28節にはまた首位に返り咲き、ドルトムントとは勝ち点差2で最終節を迎えた。相手はフランクフルト。勝てばもちろん優勝。引き分けでも得失点差があるので、負けなければ大丈夫というゲーム。しかもホームのアリアンツ・アリーナには優勝を信じるサポーターで満員。負ける訳がない。だが対戦する6位フランクフルトもCL出場には勝ち点差わずか1。絶対勝利が欲しい。

 バイエルンはいつものとおり、レバンドフスキのワントップにミュラーがトップ下。右SHグナブリー、左SHコマン。ゴレツカとチアゴ・アルカンタラのダブル・ボランチに、右SBキミッヒ、左SBアラバ。CBにはフンメルスとズーレ。GKはケガのノイアーに代わってウルライヒが入る。一方のフランクフルトは3-5-2の布陣。長谷部がCBの中央に入り、右CBアブラヒム、左CBヒンターエッガー。デグズマンとジェルソン・フェルナンデスのダブル・ボランチに、右WBダコスタ、左WBコスティッチ。ガチノビッチがトップ下に座り、レビッチとヨヴィッチの2トップ。EL準決勝の気迫を期待した。

 だがゲームは序盤からバイエルン・ペース。そして4分、右SHグナブリーの落としをOHミュラーが縦に送ると、CFレバンドフスキが落として、ミュラーが今度は左に流す。CB長谷部も必死で右サイドに走ったが、一歩及ばず、コマンがシュート。幸先よくバイエルンが先制点を挙げた。さらに7分、OHミュラーがCB長谷部をかわしてスルーパス。CFレバンドフスキが今度は右に流して、右SHグナブリーがシュート。GKトラップが何とかセーブした。9分にはCHチアゴ・アルカンタラがドリブルで進み、左SBアラバがミドルシュート。これもGKトラップが何とかセーブしたが、続くキミッヒのCKのCFレバンドフスキがヘディングシュート。フランクフルトが序盤、前からプレスをかけていったところをワンタッチでかわして、手薄になったゴール前に入っていく。ELのチェルシー戦では長谷場がアンカー・ポジションから下がって対応したが、序盤、フランクフルトのダブル・ボランチがDFラインまで下がってくることはなく、長谷部が右往左往して必死に対応するが、カバーしきれない。13分にはCHゴレツカのパスをCFレバンドフスキが落とし、OHミュラーが右に流すと、CFレバンドフスキが仕掛けてシュート。再びGKトラップがナイスセーブする。

 それでも15分を過ぎてようやくフランクフルトは両WBが下がって両サイドをカバー。何とか守っていく。26分、右CBアブラハムが足を滑らせたところをCB長谷部がカバーしてクリア。しかしこれが左SBアラバに渡り、縦パスにCFレバンドフスキが走り込む。落としたボールを右SHグナブリーが仕掛けてシュート。バイエルンが追加点を挙げた。と思ったが、VARで確認の上、レバンドフスキのポジションがオフサイド認定。しかしその後も32分、CHチアゴ・アルカンタラの縦パスをCFレバンドフスキが落として、OHミュラーがシュート。33分、右SBキミッヒのクロスから右SHグナブリーがミドルシュートバイエルンの攻撃が止まらない。フランクフルトも33分、このゲーム2本目のシュートをOHガチノビッチが蹴るが、枠は捉えられない。バイエルンは37分、CHゴレツカをレナート・サンチェスに交代。ケガか? 45分にはCB長谷部がドリブルで持ち上がり、スルーパスにOHガチノビッチが走り込む場面があったが、わずかに届かない。前半は何とか1失点のまま折り返した。

 フランクフルトは後半頭からCHデグズマンに代えてFWアレを投入。レビッチをトップ下に下げて、ガチノビッチをボランチにする。後半序盤もバイエルンが攻めていったが、5分、フランクフルトは左WBコスティッチのCKをファーサイドでCBアブラハムがシュート。バーにはね返されたところをFWアレが押し込む。何とフランクフルトが同点に追い付いた。だが喜びもつかの間。バイエルンは7分、右SHグナブリーがミドルシュートを放つと、さらに8分、OHミュラーミドルシュート。GKトラップが弾いたところに左SBアラバが詰めてシュート。あっという間にバイエルンが勝ち越し点を挙げた。

 さらに11分、左SHコマンの仕掛けからクロスをCFレバンドフスキが落として、右SHグナブリーがボレーシュート。これはわずかにポスト左に外れたが、13分、左SHコマンのドリブルから左サイドを走り込んだCHレナート・サンチェスが切り返してミドルシュートバイエルン、4点目。長谷部の位置がやや深く、オフサイドを取れなかった。

 するとバイエルンは16分、左SHコマンに代えて、今季でバイエルンを退団するリベリーを投入する。18分、左SHリベリーのドリブルからスルーパスに右SHグナブリーが走り込む。しかしここはCB長谷部のラインコントロールもよく、DFがクリアした。フランクフルトは19分、レビッチを下げてCHトロを投入。再びガチノビッチをトップ下に上げる。一方、バイエルンは22分、右SHグナブリーに代えて、リベリーと同様、今季で対談が決まっているロッベンを投入する。すると24分、右SHロッベンのドリブルからOHミュラーが右サイドを回り込んで、戻しを右SBキミッヒがシュート。CBアブラハムがブロックする。

 そして27分、左SHリベリーがドリブルで仕掛けると、右WBダコスタと右CBアブラハムを抜いて、さらに滑り込んでくるCB長谷部とGKトラップをまとめて抜くループシュートでゴールを陥れる。さすがリベリー。自らの退団を自ら祝った。すると33分、左SBアラバがCFレバンドフスキとのワンツーで抜け出すと、右へのクロスに右SHロッベンがシュート。ロッベンも自らを祝うゴールを挙げる。しかもこれがブンデスリーガ99ゴール目。さらに100ゴールを狙ってロッベンが積極的に仕掛けてくる。

 37分、左SHリベリーの縦パスをCFレバンドフスキが中へ折り返すと、OHミュラーが落として、右SHロッベンがシュート。GKトラップがファインセーブ。38分にも右SHロッベンミドルシュート。GKトラップが弾き返すと、OHミュラーがシュート。45分には左SHリベリーの仕掛けで得たFKをOHミュラーが右サイドへ蹴ると、右SHロッベンミドルシュート。結局、100ゴールには達しなかったが、最後までリベリーロッベンで楽しませてくれた。フランクフルトは完全に引き立て役。主審がアディショナルタイムを取らずに45分でゲーム終了。バイエルンがまさに有終の美を飾る勝利でブンデスリーガ7連覇を決めた。

 長谷部は最終ラインで孤軍奮闘。結果は残念だったが、リベリーロッベンが共演するメモリアル・ゲームに出場できたのはいい経験になった。本当は板倉あたりが経験できるとよかったが、きっと長谷部が伝えてくれるだろう。それにしてもバイエルンは強かった。そしてリベリーロッベンはすごかった。今度の日曜日にはドイツ杯ボカールの決勝もある。もう一度リベリーロッベンの活躍が見られるだろうか。よく見たら、準決勝では大迫が出場したブレーメンと戦っているではないか。DAZNでハイライトを観たが、大迫がゴールを挙げている。観たかったな。来季こそボカールだけでなくブンデスリーガDAZNで放送してほしいなあ。