とんま天狗は雲の上

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「TOKYO 2020 Olympic Gaman」に向けて、クールジャパン戦略見直し!?

 虚構新聞「暴れる猛暑、護摩で調伏」 五輪期間中、祈祷師3千人配置へ」が多くのアクセスを得て話題になっているそうだ。今年の夏はかなり暑かったような気がするが、昨年に比べれば平均気温は低かったそうで、来年の東京五輪はどうなってしまうのか。多くの人が心配している。まさに、「TOKYO 2020 Olympic Games」ならぬ、「TOKYO 2020 Olympic “Gaman” Games」になりそうな予感。虚構新聞によれば「必ず神風が吹く」そうだが、蒙古も退散するような神風が吹けば、蒙古ほど屈強ではない他国の選手団は寄り付くこともできないのではないか。「カミカゼのため、五輪ボイコット」なんて事態にならないかと危惧をする。

 なんて冗談で考えていたら、昨日の新聞に「クールジャパン戦略見直し」の見出しが躍っていた。来年の東京五輪に向けてさっそくの対応と思いきや、見直し案の中に五輪関係の方針は全くない。記事中には、「外国人から見れば日本人の日常生活は『クール』」なんて文章もあるが、それって8月の東京の気候を「晴れる日が多くアスリートに最適な気候」と言ってしまう立候補ファイルの文章を思い出す。「クール」というか「顔面蒼白」「クレイジー」って感じ。

 新聞記事を読むと、どうやら今回の「クールジャパン戦略見直し」は外国人労働者の受入れ拡大を受けた対応のように見えるが、新たに設置される「クールジャパン戦略会議」や、議長に就任する平井卓也クールジャパン戦略担当大臣には、ぜひとも東京五輪での暑さ対策についても議論の俎上に載せてほしい。あれ、今月中にも内閣改造があるのか。ひょっとして、東京オリンピックパラリンピック競技大会担当大臣(現在は鈴木俊一氏)が兼務? そうなればまさに「クール」な人選だと評価されるかもしれない???