とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ第9節 マンチェスター・ユナイテッド対リバプール

 プレミアリーグを観るのも久し振りな感じ。リバプールが唯一ここまで8連勝を続け、2位マンCとは勝ち点8の差を付けて早くも独走状態に入っている。昨季からのプレミアリーグでの連勝記録も17になった。迎え撃つマンUは第7節アーセナル戦こそ引き分けたが、前節はニューカッスルに0-1で敗戦。順位も13位まで落としている。マンUは3-4-3の布陣。アンドレアス・ペレイラをセンターに、右WGダニエル・ジェームズ、左WGラッシュフォード。ボランチにはケガのポグバに代わり、フレッジとマクトミネイが入り、右WBにワンビサカ、左WBはアシュリー・ヤング。CBは右からリンデレフ、マグワイア、ロホ。GKはデヘアが守る。対するリバプールはいつもの4-3-3。サラーがケガで代わりに左WGにオリギが入り、マネは右WGで先発。フィルミーノがCFは変わらない。中盤はファビーニョをアンカーに、右IHヘンダーソン、左IHワイナルドゥム。DFは右から右SBアレクサンダー・アーノルド、CBマティプ、CBファンダイク、左SBロバートソンといつものメンバー。GKにはアリソンが久しぶりに戻ってきた。

 序盤、マンUが積極的に攻めていく。12分にはCFアンドレアス・ペレイラミドルシュート。しかしリバプールも13分、右IHヘンダーソンのパスを左IHワイナルドゥムが左に流し、左SBロバートソンからの戻しをワイナルドゥムがミドルシュート。GKデヘアがセーブする。攻めるマンUだが、ゴール前でことごとくはね返されると、15分位からはWGの左右を入れ替えて、ラッシュフォードが右WG、ダニエル・ジェームズが左WGに入るが、25分位にはまた元に戻した。

 25分、CHマクトミネイがミドルシュート。28分には右WBワンビサカのクロスにCFアンドレアス・ペレイラが走り込むが、手前でCBファンダイクがクリアした。逆にリバプールも34分、CBマティプのフィードにカウンター。右WGマネが走ると、クロスにCFフィルミーノがシュート。36分には右WGマネのキープから右に流して、右IHヘンダーソンがクロス。CFフィルミーノがヘディングシュートするもオフサイド。GKデヘアもファインセーブした。

 そして直後の36分、左WGオリギに対して後ろからCBリンデレフがチャージ。こぼれたボールをCHマクトミネイが右に送り、右WGダニエル・ジェームズがドリブル。クロスを左WGラッシュフォードが押し込んだ。リンデレフのチャージに対してリバプールの選手が抗議。VARで確認の末、ゴールが認められた。マンUが先制点。一方、44分、リバプールは右SBアレクサンダー・アーノルドのフィードに右WGマネがうまくCBリンデレフをかわしてシュート。ゴールを揺らすが、こちらもVARで確認。マネがトラップの際にハンドがあったとしてゴールは取り消された。前半は1-0。マンUのリードで折り返す。

 後半に入り、左WGオリギが左SBロバートソンの上がりをうまく引き出せないと、オリギをCFに上げた。布陣を4-2-3-1に変更し、フィルミーノがトップ下。マネが左SHに入り、ヘンダーソンが右SHに回った。一方、マンUもダニエル・ジェームズをトップに上げて、アンドレアス・ペレイラを右WGに回す。後半はリバプールが攻め込む展開。15分にはオリギに代えて左SHオクスレード・チェンバレンを投入。マネをCFに上げる。

 すると19分、OHフィルミーノの落としから左SHオクスレード・チェンバレンミドルシュート。わずかにポストの左。一方、マンUも22分、右WGアンドレアス・ペレイラのサイドチェンジから左WGラッシュフォードがミドルシュート。お互いなかなかゴール前まで行けない展開の中、リバプールは26分、右SHヘンダーソンに代えてララーナを投入する。

 27分、マンUは左WBヤングのクロスを右WGアンドレアス・ペレイラが落として、CHフレッジがシュート。だがポスト左に外れる。37分、リバプールはCHワイナルドゥムに代えてケイタを投入。マンUも39分、左WGラッシュフォードに代えてCFマルシャル。両WBを下げて、5-4-1の布陣で1点を守る態勢。しかし40分、リバプールはCHケイタから左に流すと、左SBロバートソンのクロスにOHフィルミーノがスルー。流れたところに右SHララーナが走り込みシュート。ようやくリバプールがゴール。同点に追い付いた。

 その後はリバプールが攻める。43分にはCHケイタの縦パスをCBマグワイアがクリア。これを右SBアレクサンダー・アーノルドがボレーシュートで狙うが、枠を超える。45+2分には左SHオクスレード・チェンバレンミドルシュート。だがポストの左。結局、そのままタイムアップ。ノースウェスト・ダービーは1-1のドローで終わった。

 リバプールの開幕連勝は8でストップ。2位マンCは勝利したので、勝ち点差は6。しかし依然独走状態は変わらない。一方、マンUは一つ順位を下げて14位。とは言っても5位アーセナルとの勝ち点差は5。リーグもまだまだ序盤。このゲームを観る限り、十分上位に上がっていくだけのポテンシャルはある。さらにマルシャルも復帰した。これからの活躍を期待したい。