女子は台湾・中国と連勝した。男子も第2戦は最弱の香港が相手。女子に劣らず、大勝が期待された。日本の布陣は3-4-3。初戦から全員メンバーを替えて臨んだ。CFは小川航基。シャドーに仲川と田川が入り、WBは右に相馬、左は菅。ボランチは大島と田中碧のフロンターレ・コンビで組み、CBは右から渡辺剛、田中駿汰、古賀。GKには大迫が入った。大島と中川以外はU-22世代。対する香港は4-3-3の布陣。選手名は省略。
序盤から日本が圧倒的に攻めていく。それでも4分、香港は右SB唐建文のクロスから、こぼれ球を左FW鄭展龍がボレーシュートを放つ。日本は5分、右WB相馬のクロスをCF小川がスルー。CH田中碧がミドルシュートを放つ。そして8分、右FW仲川の仕掛けからDFがファーサイドへクリアしたところを、左WB菅がボレーシュート。ネットに突き刺さり、日本が先制点を挙げた。
その後も日本がパスをつないで攻めていく。14分にはCH大島のCKから左FW田川がヘディングシュート。早くも日本が先制点を挙げた。さらに25分、CF小川の落としからCH大島がクロス。FW田川がボレーシュートを狙うが、これはうまく当たらなかった。しかし26分、左FW田川のパスからCF小川が見事なミドルシュート。日本が3点目。CF小川は39分にもCH大島のパスからミドルシュートを放つ。そして45＋1分、右WB相馬のクロスをCF小川がヒールでシュート。左FW田川が詰めるが届かない。しかし流れたボールに左WB菅が走り込み、クロスをCF小川がシュート。前半終了間際、日本が4-0として折り返した。
後半も日本が圧倒的に攻めていく。5分、右FW仲川の戻しからCH大島がミドルシュート。7分、左WB菅のFKにCB渡辺がヘディングシュート。香港がほとんどプレスをかけてこないので、日本が自由にパスを回して攻めていく。しかし11分、香港の中盤深い位置からのFKにGK大迫が飛び出してパンチング。しかしこれが香港の左FW鄭展龍に渡り、ミドルシュート。バーを叩いた。飛び出してパンチングするなら、しっかり味方につながなければ。それでも13分、ショートCKからCH大島のクロスにCF小川がヘディングシュート。日本が5点目。小川はハットトリックを達成した。
しかしその後は守りを固めた香港に対して、日本もパスミスがあったりして、なかなかチャンスを作れない。22分には田中碧を下げてCB畠中を投入。田中駿汰をボランチに上げた。37分、CH田中駿汰のスルーパスにFW田川がシュート。わずかにポスト右に外す。39分にはCF小川を下げて上田綺世を投入。41分、右WB相馬のクロスにCF上田がダイビングヘッド。だがポストに嫌われる。続くCKにCH田中駿汰がヘディングで叩き付けるが、これはポスト左に外す。最後まで攻め続けたが、ここでタイムアップ。5-0。日本の大勝で終わった。
もっとももっとゴールを挙げるチャンスもあっただろうし、後半はやや攻めあぐねた感もある。ほとんどプレスのない相手にCH大島は余裕でプレーをしたし、右WB相馬も再三の突破とクロスで持ち味は出した。左WB菅のミドルシュートもよかった。でも勝って当たり前。次は因縁の韓国戦。アウェイの韓国でどんなゲームを見せるのか。E-1選手権もようやく真剣勝負が見られるだろうか。今度こそ居眠りしながら観戦するようなことはないといいのだけれど。
