先週の木曜日の午後から、何となく調子が悪い。頭痛と喉の痛み。だが、その日は夜に某会の新年懇親会があったため、「これでアルコールを口にしないで済む」と思った程度。実際、そう言ってウーロン茶で過ごした。しかし帰宅して、夜が深まるにつれて症状が次第にひどくなる。それでもその日は普通に入浴し、眠った。
しかし翌朝目を覚ますと、頭痛がひどい。熱を測ると37.6℃。平熱は36度前後。これはダメだ。会社を休むとともに、午前中に近所のクリニックへ行った。最初は「風邪だろう」といった態度の医師だったが、「時期なので、一応インフルエンザの検査を」と言って、喉の奥をボリボリ。そして5分後。「インフルエンザ迅速診断キットにて、A型が陽性でした」という紙をもらう。診断日から5日間、出勤・外出は禁止。処方箋をもらい、隣の薬局に行くと、その場でインフルエンザ治療薬イナビルを2本吸入する。それと解熱鎮痛剤に咳・喉の薬が2種類。とりあえず帰宅後、すぐに呑んで、就寝。
昼はお粥。しかし妻が優しかったのはここまで。その後は妻も私と競うように、体調不良を訴える。翌日からは娘も休みに入ったので、食事の世話や買い物などをしてくれた。ありがとう。
その後も解熱鎮痛剤が効いている間は熱も下がるが、効き目が切れるとまた上がってくる。金曜日は夕方にまた苦しくなって、38度を超える。しかし解熱鎮痛剤を呑むと熱も下がる。夜は早めに寝たが、1時を過ぎる頃にまた熱が上がり始め、それでも翌朝の朝食後まで解熱鎮痛剤は我慢しようとがんばった。この時期が一番苦しかった。何とか5時半まで我慢して、堪らずプリンを食べて薬を飲む。この時が38.3℃で最高体温だった。
しかし解熱鎮痛剤を呑めばまた楽になる。その後は熱も37.5℃程度まで下がり、薬は飲まずに様子を見た。日曜日には37℃前後。その後も次第に下がっていくが、一方で、土曜日の朝から喉が痛くなり、実はそちらの方が辛い。今になっても36.7度程度で、それ以上下がり切らないのは、インフルエンザではなく、喉の痛みから来るものではないか。
一方、妻も土曜日は一日中体調不良を訴え、夜は咳を続けてうるさい。私が行ったクリニックは日曜日午前中も開いているので、娘が連れていくと、見事、私と同じ「インフルエンザ陽性」の紙をもらってきた。やれやれ。妻には多くは期待しないが、娘の負担が大きく、彼女もインフルエンザになることが心配。それでも今日のところはまだ元気に出勤していった。家にいるよりもその方がいい。
私の出勤禁止は明日まで。解熱鎮痛剤の助けをもらわなくてもこうしてパソコンに向かうことができるようになった。明日は週末にできなかった家の掃除でもして、翌日からはきれいさっぱり、元気に出勤できるといいな。久しぶりのインフルエンザは特効薬の処方もあって、昔よりはずっと楽だった。
