とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

茶臼山高原「芝桜の丘」

 土曜日の朝10時過ぎ、妻が「そばでも食べに行こうか」と言う。市内でもいいけど、昼から用事もないし、GWに行った園原IC近くのそば屋へ行って、そのまま茶臼山まで行って芝桜を見に行こうかと思った。家を出たのは11時過ぎ。高速を飛ばして1時間強。12時半頃にそば処「おにひら」に着く。
 昨年行ったときみんなが食べていた3人前もある大きなざるそば「おにひら」(1600円)と「季節の天ぷら盛り合わせ」(700円)をたのむ。注文した後で、「大きなかきあげ」(400円)を発見。そう言えば前回来た時にこれを食べていた人がいた。しまった。次回はかきあげにしよう。
 でも、「季節の天ぷら盛り合わせ」もおいしい。エビのてんぷらが2本に各種山菜の天ぷらが出てくる。二人で分け合って食べるとちょうどおなかいっぱい。この「おにひら」は、地元の農家等で設立した智里東農事組合法人が開店したもので、現在は株式会社ちさと東に組織替えをしたが、店頭は「農作物直売所」になっており、地元産の農作物や加工品が並んでいる。妻はここで山菜やシメジ、そばなどを購入。翌日のお昼も自宅でそばと天ぷらを食べた。おいしかった。
 待ち時間も含めて小一時間も過ごして2時半位に店を出発。阿智村から国道153号。平谷村「ひまわりの湯」の先を左折して国道418号を進む。「こまどりの湯」を通り過ぎ、売木村役場を右折。茶臼山まで約1時間。案内に従って進むと、リフト下を通って駐車場待ちのクルマが並ぶ。3時近くでだいぶ帰り客も多い時間帯。高原の美術館横に駐車し、矢筈池を巡ってレストハウスまで歩く。地元豊根村売木村等のテントが並び、農産物やスナックなどを売っている。とりあえずリフトの列に並ぶこと15分。いよいよ芝桜の丘に向かう。
 リフト乗り場に「4分咲き」と表示されていた。茶臼山の「芝桜まつり」は5月12日から6月10日まで。今年は特に冬が長かったから、19日ではまだ早過ぎた。それでも日当たりのいい斜面の芝桜は色付きもよく、きれいな景観を見せている。リフトに揺られていると寒い位。さすが標高1358m。茶臼山に並ぶ愛知県第二の高峰、萩太郎山。
 リフトを降りて歩道を歩き、ベンチに座って芝桜を眺める。下から見上げる展望台。上から眼下に楽しむ眺望ポイント。ゆるやかな園地をのんびり歩いては花畑を楽しんだ。帰ろうと思った頃には4時過ぎ。リフトも待ち時間なしで乗り、レストハウス前に戻ったら、農作物テントはもうほとんど幕を落としている。アスパラガスのオイル焼き(100円)と鶏つくね串(100円)を買って頬張る。風が冷たい。
 それからは茶臼山高原道路(無料)を一路帰宅。途中、道の駅「どんぐりの里いなぶ」に寄って休憩。家に帰ったのは7時過ぎ。帰りがけっこう疲れたけど、芝桜もきれいでそばもおいしく、楽しい1日だった。