とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

W杯関連番組の中で面白かったのは「興奮は音とともに」位かな。

 いよいよW杯が開幕した。結局、各スタジアムの建設は完了したのだろうか。たとえ完成しなくてもピッチさえあればサッカーはできる。建設中のスタジアムの中でゲームが行なわれるのを観るのも面白いのではないか。デモはどんな感じか。次第にサポーターの集まりと区別できなくなるのではないか。そんなこんなも含めて、すごく楽しみだ。
 それにしても、W杯前の2週間、サッカー中継は日本代表の強化試合となでしこリーグ位しかない。NHKでは過去4大会の日本が戦ったゲームや他国の強化試合の録画放送をしていたが、さすがにここまで本番直前になると、これらのゲームを録画で観る気は失せた。
それでこの間、サッカー中継の代わりに観ていたのが、各局でこれでもかと放送されたW杯特番やW杯をテーマにしたバラエティ番組など。
 ところがこれがまたつまらない。NHKも岡田監督やザッケローニのインタビューなどを繰り返し放送していたが、たらたらとしてまあつまらない。もちろん民法の騒がしい番組は観る気も起きない。
 ということで数多く放送された中で、私が見て一番面白かったのは「興奮は音とともに」。Superflyの「タマシイレボリューション」やサカナクションの「AOI」など、NHKサッカー番組のテーマ曲はもちろんのこと、Jリーグ開幕時の各チームの応援歌やチャント、W杯のテーマ曲などさまざまなサッカーにまつわる音楽が紹介された。リッキー・マーティンの「The Cup of Life」がフランスW杯のテーマ曲だったとは知らなかった。もちろん今回のブラジル大会のテーマ曲も初めて聞いた。
 そして最後は今年のNHKサッカー放送のテーマ曲、椎名林檎の「NIPPON」で終わる。NHKのテーマ曲って、サビの部分だけ使われるから全体の歌詞がよくわからないんだよね。今回、フルナンバーで聞けてよかった。いい曲じゃないか。
 そう言えば、Dreams Come Trueの「OLA!VITORIA!」が出ないなと思ったら、これはTBSの「ユーロ2004」のテーマ曲だった。最近じゃヨーロッパ選手権もそんなに何試合も中継してくれないけど、10年前は今も私の耳に残っているほど放送をしてたんだ。いい時代だったな。そしてその時に優勝したのがギリシャ。そうだ、思い出すなあ。やはり強いぞ、ギリシャは。