とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

「ヘブンスそのはら」は天空の別天地!? ま、涼しかったし。

 祝日の21日、東海地方の梅雨が空けた。3連休の土・日と日中は暑いものの、夕方には雷鳴が響いて、激しい雨が降ったが、月曜日にはそんな気配もなく、夜まで暑かった。連休の始めから月曜日にはどこか涼しいところへ行こうと言っていたが、とりあえずわが家からすぐに行けて涼しいところということで、飯田市阿智の「そば処おにひら」へ昼食を食べに行くことにした。
 中央道を使って1時間半弱。出掛けに銀行に寄ったりしてやや手間取ったが、高速に乗ればあとは早い。11時半位に着いたが、駐車場はちょうど1台出て行ってすぐに入れることができた。席も余裕。12時頃には外で待っていたから、ちょうどよかった。名物の3人前ざるそば「おにひら」に「かきあげ」。最初、かきあげ二つと頼んだら、「大きいから一つにしなさい」と言われた。確かにデカイ。他に、そば団子とごへいもちを注文して、これでおなかがいっぱい。ちょうどいい。
 食事後、外の売店で、とうもろこしに桃、ブルーベリーなど地元野菜を2000円弱も購入。とうもろこしを1本おまけしてくれた。さて、これからどこへ行こうか。本命は「ヘブンスそのはら」だが、ロープウェイにリフトも合わせて往復一人3100円もする。「おにひら」のスタンドに天竜下りの割引券があって、こちらなら一人2100円。迷ったが、まずは昼神温泉ガイドセンターへ行って、「ヘブンスそのはら」の割引券がないか探しに行った。すると一人200円割引の券がある。ついでにナイトツアーの案内もあって心を惹かれるが、娘が「翌日に差し支える」と却下。割引券があるならと、当初の予定通り、「ヘブンスそのはら」へ向かう。クルマでわずか10分弱。トイレに行くなど準備を終えて、いざロープウェイへ。と言っても、とっても空いている。

 15分もロープウェイに揺られ着いた高原駅は標高1400m。十分、涼しい。ガレ場の中にコマクサが咲いている。ペアリフトに乗って、次のセンターまで。足元にベゴニアがきれいに植えてある。名付けて「花の絨毯リフト」。着いたら1日2回のミスト放射が行われたが、まあうるさいだけだったかな。それでもお花畑の前に置かれたブランコで写真を撮って、パラソルの下のベンチで休憩。流れる涼風にお茶を飲みながら、しばしのんびり。
 さて、ではリフトに乗るか。リフト終点まで5分ほど。リフト乗り場横には、富士見高原の山荘「萬岳荘」へ行くバスが待っていた。片道400円。時間的にも無理とパスしてしまったが、富士見高原はちょうどササユリが満開だったと言う。失敗したかな。リフト終点から急坂を上って展望台まで5分。標高は1602m。はるかに南アルプスが展望できる、はずだけど、夏の昼間は雲が上がってよく見えない。それでも眼下の高原は気持ちいい。

 20分も休憩してリフトで降りる。センターハウスでロープウェイのチケットに付いていた割引券を利用し、ソフトクリームを購入。50円割引で350円。擦り立てりんごが入っていて美味しい。ついでに小腹が減ったとフライドポテトもパクパク。「森のくまさん」の歌詞について、「森のくまさんの謎」なるサイトを娘が読み上げ、大笑いする。熊除けの鈴を付けた登山者がいたので、そこからの連想。
 さて、4時頃までものんびりとして、それからロープウェイで下山。山麓駅はまだ暑い。「おにひら」で買った野菜は大丈夫か心配になるが、そのまま出発。妻が「ソースカツ丼は近いのか」と聞くので、「遠い」と答えたが、スマホで検索すると、土岐や瑞浪に似たようなカツ丼を出す店があるらしい。「テリカツ丼」なるもので評判らしい土岐の「ちちや」へ向かう。
 中央道、園原ICから名古屋方面に帰る。途中、瑞浪から先が渋滞となり、土岐ICに着いたのが5時45分。それで一直線で「ちちや」に向かうも、何と月曜定休。仕方なく国道19号に戻り、沿道のレストランを探しながら走ると、「そうだ、土岐プレミアムアウトレットにも食事ができるところがあるぞ」と思い付く。結局、アウトレット内の中華レストランで食事して家に8時過ぎに帰り着いた。家に帰ると暑かった。東海地方はこの日、梅雨明け。梅雨明け初日の猛暑はとりあえず涼しいところへ逃れることができた。ああよかった。でも疲れた。その日はすぐに風呂に入り、9時から爆睡した。