とんま天狗は雲の上

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ブンデスリーガ第5節 ドルトムント対レバークーゼン

 第6節ホッフェンハイム戦でついに連勝が途切れたドルトムントだが、ようやくその前の第5節、レバークーゼン戦を観た。ここまでリーグ戦は4連勝。香川も絶好調なのが嬉しい。レバークーゼンには香川のマンU時代のチームメイト、エルナンデスが新加入。このゲームが初先発となった。

 序盤はお互い互角の状況でゲームに入る。7分、OH香川のクロスをCFオバメヤンが落とし、左SHムヒタリャンがシュート。この3人が調子いい。すると次第にドルトムント・ペースになってくる。14分にはOH香川のスローインから左SHムヒタリャンが中へドリブル。CHギュンドアンとのワンツーでさらに切れ込みミドルシュート。GKレノのファインセーブに弾かれた。さらに15分、OH香川のサイドチェンジから右SBギンターの縦パス。右SHホフマンが走り込んで、クロスをOH香川が落とし、CHギュンドアンがシュート。惜しくも枠を外す。18分にはCBフメルスの縦パスにCFオバメヤンが絶妙のポストプレー、前に送ってOH香川がそりブル。クロスをCHギュンドアンが右に流して、右SHホフマンがシュート。DFブロックのはね返りをもう一度シュート。今度はGKレノがセーブした。

 攻め込むもなかなかゴールが入らないドルトムント。しかし19分、レバークーゼンのDFにクリアをハーフライン付近で拾ったOH香川が長い距離のサイドチェンジ気味のフィード。これに右SHホフマンが走り込み、GKレノをかわしてゴールに流し込むシュート。ようやくドルトムントが先制した。

 レバークーゼンは20分、ようやく左SHチャルハノールのスルーパスにFWエルナンデスが抜け出してGKブエルキをかわすシュート。しかし枠に入らない。その後はレバークーゼンが盛り返し、互角の展開になってくる。33分、右SBギンターのクロスに左SHムヒタリャンがシュート。しかしGKレノが正面でキャッチ。レバークーゼンも38分、左SBウェンデルからのクロスをFWキースリンクが落とし、CHカンプルがミドルシュート。GKブエルキがナイスセーブ。前半はドルトムントの1点リードで折り返した。

 反撃をしたいレバークーゼンは後半頭から勝負をかける。FWキースリンクとCHクラマーに代えて、右SHメフメディと左SHブラントを投入。チャルハノールがCHに下がり、ベララビがトップ下に入る。

 2分、OH香川から右に展開。右SBギンターのクロスにCFオバメヤンが走り込むが、DFと交錯。ボールに届かない。6分にはCHバイグルのスルーパスにCFオバメヤンが走り込み、ドリブルからシュート。GKレノがセーブ。レバークーゼンも7分、カウンターのチャンス。CHカンプルからの縦パスにOHベララビが走り込み、クロスにエルナンデス。左SBシュメルツァーが引っ張ったように見えたがファールなし。2分のプレーのお返しか。

 そして13分、右SHホフマンのクロスからCHギュンドアンが中へつなぎ、左SHムヒタリャンの縦パスを呼び込んだOH香川がうまくDFを背負いながらタイミングを外すシュート。これが決まり、ドルトムントが追加点を挙げる。香川は今シーズン2点目のゴール。

 その後、レバークーゼンが前掛かりになって攻めてくる。17分、右SBドナーティのクロスにCFエルナンデスが抜け出すと、CBパパスタソプロスが引っ張った。PA前のFKをCHチャルハノールが蹴るが、GKブエルキがナイスセーブで弾き返した。その後も互角の展開が続く。ドルトムントは19分、右SHホフマンに代わり、ヤヌザイを投入。最初は右SHにいたが、その後、オバメヤンとポジションチェンジし、CFに入る。

 そして29分、左SHムヒタリャンがDFと競って、こぼれ球を拾ったCHギュンドアンミドルシュート。DFブロックのこぼれ球を右SBギンターが受けてPA内に侵入すると、左SBウェンデルが倒してしまう。PK。これをオバメヤンが落ち着いて決めて、ドルトムントが3点目を挙げた。

 レバークーゼンは30分、右SHメフメディのドリブルからスルーパスに右サイドからSHブラントが走り込む。が、GKブエルキの飛び出しが一瞬早く、セーブする。ドルトムントは31分、CHバイグルのフィードに右SHオバメヤンが走り込み、クロスにCFヤヌザイがシュート。しかし大きくふかしてしまう。後ろに香川が待っていたのに、ゴールがほしいヤヌザイ。32分にはCHバイグルのスルーパスに走り込んだ右SBギンターのクロスにCFヤヌザイがつないでOH香川がシュート。しかしこれはGKレノがナイスセーブ。39分にはOH香川がGKの頭を越えるループシュート。プレーに余裕がある。

 ドルトムントは36分、左SHムヒタリャンに代えてラモス。43分にはオバメヤンに代えてCFカストロを投入する。41分、CHギュンドアンミドルシュートはGKレノが弾き返す。すかさず今度は左SBシュメルツァーミドルシュート。しかしこれもGKレノがセーブした。45分には右SHヤヌザイから右に流し、右SBギンターのクロスにCFカストロがシュート。ポストを叩く。結局ここでタイムアップ。3-0。ドルトムントが昨シーズン4位のレバークーゼンに圧勝した。

 これで5連勝。香川も2ゴール目。3つ目のアシストも挙げた。とにかく動きのよさが目立つ。それでも次のホッフェンハイム戦では初の引き分け。バイエルンは6連勝して、ついにドルトムントは2位に落ちてしまった。