とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ 第34節 ドルトムント対ブレーメン

 ブンデスリーガも先週末最終節を迎えた。7位ドルトムントは勝ち点で並ぶ8位ブレーメンに勝利。何とかEL出場を決めた。香川が活躍したというので是非観たいと思っていた。金曜日にようやく放送されたので昨日ようやく観戦することができた。ロイスが出場すると香川との連携が一段と滑らかになる。香川もやりやすそうに躍動。クロップ監督のホームお別れゲームを勝利で飾ることができた。
 前半2分、CHギュンドアンのスルーパスに右SHムヒタリャンが抜け出してシュート。GKカステールスがナイスセーブ。さらにDFのクリアをドルトムントが拾って、OH香川のスルーパスに左SHロイスが抜け出してクロス。CFオバメヤンが飛び込むがわずかに届かず、右SHムヒタリャンがシュートを放つもDFがブロック。しかし序盤からドルトムントの攻めの意識が高い。9分にはOH香川の縦パスを受けた左SHロイスがクロス。CFオバメヤンのシュートがポストを叩く。跳ね返りを右SHムヒタリャン、さらにOH香川とシュートを放つが、DFにはね返された。12分にもCHケールの縦パスを受けたOH香川のスルーパスにCFオバメヤンが走り込むが、わずかにGKカステールスが先にセーブする。
 そして15分、ブレーメンのCBベスタガートの縦パスをCHギュンドアンがカットすると、ドリブルからDFを引き付けて香川にパス。OH香川もCBルキミアとGKカステールスを慎重にかわしてシュート。ドルトムントが先制点を挙げた。さらに17分、今度は中盤に下がったCFオバメヤンからOH香川にパス。ワンタッチで左SHロイスに出したスルーパスがそのまま抜けてオバメヤンが走り込みシュート。あっという間に追加点を挙げる。
 しかしブレーメンも26分、右SHブーシュのクロスをOHヤヌゾビッチが縦に入れると、MFエツナリが受けて反転してCBフメルスをかわしシュート。1点を返した。その後は両者、攻撃的に攻め合う。28分、OHヤヌゾビッチがミドルシュートドルトムントも30分、右SBドゥルムのクロスにCFオバメヤンがヘディングシュート。32分、右SHムヒタリャンの落としからCHケールがミドルシュートブレーメンは36分、カウンターから左SBシュテルンベルクが右に展開。右SHブーシュのクロスにFWディサントが走り込むが、GKバイデンフェラーがセーブ。40分、左SHロイスから右に展開。右SHムヒタリャンのクロスにロイスがシュート。GKカステールスがセーブする。
 そして42分。ブレーメンのCKから自陣深くパスをつないで、OH香川が大きく前にフィード。右ムヒタリャンが走り込みシュート。ドルトムントが3点目を挙げる。香川がよく前を見ていた。前半はこれで終了。3-1でドルトムントがリードした。
 後半になってもドルトムントの勢いが衰えない。8分、CHギュンドアンがDFのパスをカット。ドリブルからクロスのこぼれを右SHムヒタリャンが戻して左SHロイスがシュート。GKカステールスがセーブする。16分には左SBシュメルツァーのクロスにCFオバメヤンがテクニカルなバイシクルシュート。しかし枠を外す。19分、右SBドゥルムから縦パスに右サイドに張ったロイスがクロス。CFオバメヤンの落としを右SHムヒタリャンがシュート。バーを叩く。22分には右SHムヒタリャンのクロスにCFオバメヤンがヘディングシュート。ドルトムントが攻めるが4点目はなかなか訪れない。
 そのまま時間が過ぎていくと、29分にはロイスに代えてCFインモービレを投入。36分には香川に代えてOHヨイッチを投入した。さらに41分にはCHケールに変えてベンダー。今シーズンで引退するケールに対して満場から温かい拍手。ゲームはその後40分、ヤヌゾビッチのFKに右SBゲブレセラシィが抜け出してシュートを決めてブレーメンが追加点。1点差に追い上げられたが、その後は守り切ってタイムアップ。3-2でドルトムントが勝利して7位を確保。EL出場を決めた。
 香川はロイスが出場すると連携がとてもよくなる。香川が空けたスペースをロイスが使い、走り込むオバメヤンやムヒタリャンに香川からパスが出る。CHギュンドアンとの連携もいい。これが最終戦とはもったいない。だが残るはドイツ杯のみ。クロップ監督にドルトムントでの最後のカップを授けたい。香川から恩人クロップ監督に最高の贈り物を送りたい。