とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

女子W杯 グループB ドイツ対コートジボワール

 今日いよいよ日本の初戦スイス戦が行われる。でもその前に他国のゲームも少しくらいは観ておこう。ついては世界ランキング1位のドイツでも。相手はコートジボワール。男子は強いが女子はどうかな。などと思いながら観始めたが、コートジボワール世界ランキング67位。アフリカ予選を3位で通過した弱小チームだった。序盤こそ積極的に攻めていったが、すぐに押し込まれる。そして3分、右サイドを抜け出した右SBマイアーのクロスにFWシャシッチが飛び込んでシュート。あっさりとドイツが先制した。
 その後はドイツが一方的に攻め立てる。10分、左SBケメのスルーパスに左SHポップが抜け出しシュート。GKティアマレがナイスセーブ。14分、FWシャシッチがシュート。これもGKティアマレがナイスセーブ。ドイツが次々とシュートチャンスを迎えるが、シュートをことごとくふかしてしまう。またGKティアマレがナイスセーブを連発する。これは意外と面白い、かと思ったが14分、CHゲースリンクのクロスにFWシャシッチがヘディングシュート。ドイツが2点目を挙げる。
 16分、コートジボワールはCHアカフーミドルシュート。これがコートジボワール初めてのシュート。最後のシュートにならなければいいが。20分には右SHエローが右サイドを突破するが、切り返したところを左SBケメに追い付かれクリアされる。24分にもFWディアキテから右に流して右SHエローがドリブル。ゴール前まで迫るがクロスを選択。中でFWディアキテに合わない。シュートを打てばいいのに。
 そして29分、CHゲースリンクのスルーパスにDFが間をしっかりと抜かれて、FWミッタークがシュート。3点目。さらに31分、CHゲースリンクからゴール前に斜めのパスを入れると、FWミッタークが抜け出し、クロスをFWシャシッチが押し込む。4点目。さらに35分、右SBマイアーのクロスをFWミッタークがシュート。前半だけで5点を入れる。
 後半、コートジボワールはロシアリーグで活躍するというナヒをトップに据えて、反撃を試みる。8分には右からのクロスにFWディアキテがGKアンゲラーと交錯し、こぼれたボールをゴールに蹴り込むが、ファール。11分、ドイツのFKから左SHポップがシュート。だがこれもGKティアマレがナイスセーブ。GKティアマレは肩を強く打って痛みつつも奮闘する。
 後半はなかなかゴールが生まれないドイツ。しかしコートジボワールのファールが増えてきたのは次第に疲れが出てきたからか。そして19分、CBアギエのクリアミスをFWミッタークが拾い、そのままドリブルをしてシュート。ついに6点目を入れる。
 するとその後はドイツがやりたい放題。26分、FWミッタークのスルーパスに抜け出したCHラウデアが切り返してDFをかわしシュート。7点目。30分、右SHポップのスルーパスに抜け出した途中出場のFWペーターマンのクロスに左SHデブリッツがシュート。8点目。さらに34分、ゲースリンクのCKにCHベーリンガーがシュート。ついに9点目を挙げる。
 36分にはコートジボワールのショートCKからのクロスをドイツのGKアンゲラーがハンブル。こぼれ球を左SHヌゲサンがヘディングシュート。しかしバーの上を超える。惜しい。結局40分には右SHポップのFKが決まって10点目。そしてタイムアップ。強豪ドイツの初戦は10-0と圧勝。幸先のいいスタートを切った。
 と喜んでいていいのだろうか。マロジャーンはベンチに置いたままだったが、CHロイポルツ、さらに右SHラウデアもゲーム途中でケガを負って交代した。気の緩みも気になる。まだまだ女子W杯は始まったばかり。今日はいよいよスイス戦。日本もいいスタートを切りたいものだ。がんばれ、なでしこ。