とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

仕事は嫌いです。

 仕事は嫌いです。だから勤務時間中ももっぱら遊んでました。

 いかに自分が仕事をせずに、成果を上げるか。そのことを考えてました。

 それで、昨年までは、そんなふうに仕事をして、無事、定年を迎えることができました。

 それなりに出世もできたのは、成果があったということでしょう。

 新しい会社の社長は仕事が好きで、先日は「自分が一番、この会社のことをわかっている」と豪語していました。次から次へと新しいことを考えては、部下に命令します。ずるいのは、「自分の提案に対して、社内で意見を募り、意見がないことをもって、みんなで決定した」とすることです。でも、迂闊に意見を言うと、無理やりな理屈を付けて自分の意見の方がすぐれていると主張し、その意見を封じ込めます。だから今では誰も意見を言わなくなりました。

 こんな社長に対抗する方策はサボタージュしかありません。

 私は、仕事は嫌いです。でもサボタージュが得意ではない。サボるのではなく、せっせと働いてしまう。それが仕事に直結することもありますが、そうでないこともある。でも、無為に時間を過ごすのではなく、働いてしまうのです。家計簿を付けたり、ブログを書いたり、旅行アルバムをつくったり、家の片付けをしたりって、これ立派な「働き」ですよね。「作業」なのかな。そういえば、コピーとかの単純作業は好きです。しばらく作業を続けていると、効率的な方法を見つけ出したりして、かなりの成果を上げます。

 一生懸命「作業」することは好きです。でも仕事は嫌いです。「仕事」って、誰かに命じられて嫌々やることかな? だから僕をうまく使えば、大きな成果を上げるかもしれません。仕事はしないけど。

 でも、社長は自ら仕事をやることで、みんなの仕事へのやる気を削いでいます。私もすっかりやる気がなくなりました。だから、こんな作業をして、仕事時間をつぶしています。