とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第26節 アーセナル対エヴァートン

 久しぶりにサッカーを観た。スカッとする面白そうなゲームを求め、アーセナルが圧勝した第26節エヴァートン戦を観ることにした。この冬、アーセナルエヴァートンも共に大きな移籍を行った。いや、プレミアリーグ全体として移籍市場が活発だった印象。アーセナルマンUとの間でサンチェスとムヒタリャンの交換トレードが成立した他、ドルトムントからオバメヤンが加入した。かつてのドルトムント・コンビの復活だ。一方、エヴァートンアーセナルからウォルコットが移籍。前節のレスター戦ではさっそく2ゴールの活躍をしている。他にマンCからマンガラ、ベシクタシュからトスンが加入している。アーセナルはさっそくオバメヤンがCFに入り、ムヒタリャンがトップ下。エヴァートンウォルコットが右FWに入る3-4-3の布陣。マンガラも左CBに入った。

 序盤からアーセナルが押し込んでいく。6分、OHムヒタリャンをCBウィリアムズが倒しPA手前でFKを得ると、SHエジルが蹴ったFKはDFに当たって、CHジャカが収める。するとSHエジルの縦パスをCFオバメヤンが右に展開。OHムヒタリャンのクロスにCHラムジーが走り込んでシュート。アーセナルが先制点を挙げた。

 10分にはCHジャカの縦パスからOHムヒタリャンがドリブルで中に切れ込み、ミドルシュート。わずかにポストの左。13分、右SHイウォビのフィードにCHラムジーが走り込み、クロスにCFオバメヤンがシュート。DFがブロックする。そして14分、エジルのCKをCBムスタフィがフリック。CBコシエルニがヘディングで押し込んで、アーセナルが追加点を挙げる。

 アーセナルはポンポンと面白いようにパスがつながって、攻め込んでいく。そして19分、左SHエジルの戻しのパスをSHイウォビが落として、CHラムジーミドルシュート。CBマンガラに当たってコースが変わり、ゴールに飛び込んだ。3点目。

 エヴァートンもようやく22分、右WBケニーのクロスのこぼれを左WBマルティナがミドルシュート。これが初シュート。27分、CFニアッセの縦パスを受けた右FWウォルコットが切り返しからシュート。しかしCBムスタフィがナイスタックルでブロックした。そして32分、SHエジルの縦パスにCFオバメヤンが走り込む。そのまま抜け出して、GKと一対一。しかしシュートはGKピックフォードがセーブした。それでも37分、今度はOHムヒタリャンのスルーパスにCFオバメヤンが抜け出してシュート。ほぼオフサイドかと思われたが、ゴールが認められて4点目。

 40分にもCHジャカのCKに左SBモンレアルのヘディングシュートがポストを叩く。さらにその流れから、OHムヒタリャンのクロスにこぼれを左SBモンレアルミドルシュート。DFがブロックしたが、前半を終わって4-0。アーセナルの一方的な内容で前半を折り返した。

 後半頭からアーセナルは太腿の違和感を訴えていた左SBモンレアルに代えてコラシナツを投入。得B-豚も右CBキーンに代えてOHトム・デイビスを投入。布陣も4-2-3-1に変更する。6分には左SHボラシエがミドルシュート。しかしDFがブロック。7分には右SHウォルコットの絶妙なクロスにCFニアッセがシュートを放つが、ポストに弾かれる。後半、アーセナルは明らかにペースダウン。しっかり守って好機を狙う。

 16分、エヴァートンは右SHウォルコットに代えてカルバート・ルーウィンを投入。たぶん負け試合にウォルコットを温存ということだろう。それでも19分、OHデイビスから左に展開。左SBマルティナのクロスに右SHカルバート・ルーウィンがヘディングシュート。これが決まり、エヴァートンが1点を返す。しかしアーセナルも29分、右SBベジェリンのクロスにCHラムジーがシュート。アーセナル5点目。ラムジーハットトリックを達成した。

 その後はアーセナルウィルシャーエヴァートンが新加入のトスンを投入するなど、交代はあったが、ゲーム自体は大きな動きもなく、というか、私が半分眠っていたせいもあってそのまま終了。5-1でアーセナルが快勝した。

 オバメヤンはドルトムントのような快足を披露する場面は少なかったが、ムヒタリャンとのコンビは健在。エジルもシンプルに絡んで、いい感じで攻撃をしていた。4位との勝ち点差は5とやや遠いが、追い付く可能性は十分にある。一方のエヴァートンウォルコットには可能性を感じたが、守備が崩壊。マンガラを加えても効果は少なかった。リーグワースト4位の失点数を何とかしないと、今後もかなり厳しそうだ。