とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

有馬温泉で湯ったり!

 先週の金曜日から土曜日にかけて、家族で有馬温泉に行ってきた。当初は南紀白浜へ行く予定だったけど、私が金曜日の午前中にどうしても抜けられない仕事があったことを失念しており、娘に陳謝の上、午後出発でも到着できるところということで前週に有馬温泉を予約した。

 ところが出発の前日、何気なくパソコンを見ると、予約した金額よりも8千円近くも安い価格で広告が出ている。キャンセル部屋だろうか、それとも予約の時期によって価格が違うのだろうか。前日キャンセルだと、違約金が宿泊費の20%となっており、どうしようかと迷ったが、結局、前の予約をキャンセルして、改めて安い価格で予約をした。それでもまだ4千円近くは安い。

 金曜日は13時過ぎに名古屋を出発。吹田までは順調に走ったが、宝塚IC付近で工事渋滞が5km・50分近くあったため、手前の豊中ICで降りて、一般道を走った。途中、宝塚大劇場の横も通って、有馬温泉に到着したのは16時くらい。さっそくチェックインして部屋に入る。投宿した「有馬ビューホテル うらら」には、温泉施設「太閤の湯」が付設されており、自由に入浴できる。さっそく金の湯、銀の湯、さらに宿泊客限定基本料金無料の岩盤浴を楽しんだ。

 夕食は、温泉施設内のレストランで食事。キャンセルした宿泊コースだともっと料理が豪勢だったかもしれないが、工夫を凝らした季節感満載の料理は、十分楽しむことができた。ちなみに、昨年、妻が別のホテルに泊まった際は、食べきれないほどの料理が出て、もったいない思いをしたとのこと。それに比べれば、量的には少ないが、十分満足のいく内容だと思う。

 翌日は、宿泊客専用の大浴場へ朝風呂に行く。こちらは露天風呂もなく、やや物足りないかも。朝食はバイキングだが、満足のいくレベルだ。10時にチェックアウトしたが、もう一度温泉施設「太閤の湯」に入館できるチケットをもらい、ホテルのバスで有馬温泉駅まで送ってもらった。

 それからしばし有馬温泉街を散策。有馬温泉には7つの泉源があるそうだが、そのうちの6つを巡り歩いた。公共浴場「金の湯」の前を通って、「御所泉源」、「極楽泉源」。公共浴場「銀の湯」を過ぎて、坂の突き当りの炭酸せんべいを製造販売する泉堂本舗でクリームを挟んだ炭酸クーベルを買う。「炭酸泉源」は枯れていたのか、蛇口からはポトポトと水が滴るだけ。口に含んだら硫黄臭かった。その手前には三ツ森炭酸泉店があって、店の前の紅梅・白梅が満開。建物は新しく見えるが、昭和初期建築の民家を移築したものだという。こちらでも製造場を見学し、焼き立てを試食させてもらった。

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 坂を下っていくと左手に、竹芸有馬籠の店がある。その向かい側には工房があって、ご主人が作業をしていた。妻たちはしばらく竹籠を鑑賞。「妬泉源」に寄って、お香のお店を覗き、竹中肉店でコロッケを買い食いして、「天神泉源」へ行く。しばし休憩。それから「金の湯」の足湯で足を温め、「まめ清」で有馬ドーナツを買って、有馬温泉駅に戻った。しかし「太閤の湯」行きのバスはちょうど出発した後。仕方なく、手前の吉高屋で土産物を物色。それから急坂を歩いて太閤の湯へ向かった。

 12時半くらいに入館して、昼食を食べ、また岩盤浴を楽しみ、金の湯、銀の湯、露天風呂、蒸し風呂など、さまざまな湯を楽しんで、気が付くと15時過ぎ。それからソフトクリームを食べるなどして、16時に出発。名前に惹かれて、「六甲ガーデンテラス」へ向かう。見晴らしのテラスから見下ろす眺めは最高。眼下に、六甲アイランド。神戸の街はだいぶ右の方。左には大阪の街が広がる。USJはあの赤い屋根の辺りかな。

 少し土産物を見て、クルマに乗り込み、表六甲ドライブウェイを下って一気に灘の街へ。さらに西に走って、神戸元町で車を止めた。「イスズベーカリー」でパンを買い、「神戸ローストビーフ」でステーキ丼とローストビーフ丼を食べ、「アンドリュー」のエッグタルトを買って、帰路についた。途中、渋滞もなく、22時半には帰宅。ほとんど温泉に入ってばかりの2日間だったが、のんびりと静養できて、よかった。