とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ第25節 トッテナムvs.マンチェスター・シティ

 リバプールのゲームばかり観戦しているのにもいい加減、飽きた。それで今節は2位マンCのゲーム。相手は6位のトッテナムトッテナムはケインが大怪我で離脱。冬の移籍でエリクセンもいなくなり、代わりにPSVからベルフワインが加入した。トッテナムの布陣は4-2-3-1。ルーカス・モウラをトップに置いて、トップ下にデリ・アリ。ソンフンミンを右SHに置き、ベルフワインは左SHに入った。ボランチはウィンクスとロチェルソ。DFは右SBオーリオエ、左SBには20歳のタンガンガが入り、CBはダビンソン・サンチェスとアルデルウェイレルト。GKはロリスが守る。

 対するマンCは4-3-3。アグエロをトップに、右WGマフレズ、左WGスターリング。中盤はロドリをアンカーに、右IHデブルイネ、左IHギュンドアン。DFは右SBカイル・ウォーカー、左SBにはジンチェンコ。CBはオタメンディフェルナンジーニョが並び、GKはエデルソンが守る。

 序盤、ホームのトッテナムが積極的にプレスをかけていく。しかしマンCはプレスをかわすと、しっかり収めてパスを回す。8分、CHロドリから右に流して、右WGマフレズのスルーパスに右IHデブルイネが抜け出してシュート。9分には右WGマフレズの縦パスに右SBウォーカーが走り込み、クロスにCFアグエロがシュート。DFがブロックする。マンCがパスを回して、トッテナムが守る。だがその後は膠着状態。25分、右IHデブルイネがミドルシュートを放つが、GKロリスが正面でキャッチした。

 27分にはCBダビンソン・サンチェスの縦パスを右WGマフレズがカットして、そのままスルーパス。CFアグエロが抜け出してシュートを放つが、ポストを叩いて、はね返された。そして36分、マンCがトッテナムのゴール前に攻め込むと、ゴール横にこぼれたボールにCFアグエロが走り込み、右SBオーリエがタックル。アグエロが倒れるが、主審はボールへ行ったといったんは流した。しかし40分になって、VARからの連絡を受けて改めてPKを宣告。これを左IHギュンドアンが狙うが、なんとGKロリスがナイスセーブ。弾いたところに左WGスターリングが走り込むと、GKロリスが倒したように見えた。しかし今度はVARが「NO PENALTY」の判定。VARがゲームを左右する。

 アディショナルタイム45+4分には右WGマフレズのスルーパスに走り込んだ左WGスターリングが落とすと、CFアグエロがシュート。だがポスト右へ外した。前半はマンCが攻めて、トッテナムが守る展開だったが、結局スコアレスで折り返した。

 すると後半はトッテナムルーカス・モウラとソンフンミンのポジションを入れ替えて、ソンフンミンをトップに上げる。しかし攻めるのはマンC。4分、右WGマフレズの縦パスにWGスターリングが走り込む。GKロリスが飛び出して、こぼれたボールをCFアグエロミドルシュート。しかしゴールのライン上でCBアルデルウェイレルトがはね返した。さらに右SBカイル・ウォーカーがクロスを入れるが、左IHギュンドアンのシュートは枠を外した。

 すると16分、マンCのCKのクリアからCHウィンクスがドリブルで運ぶ。これを左SBジンチェンコが身体を当てて倒すと、主審は2枚目のイエローカードを提示した。ジンチェンコ退場。そして18分、トッテナムのショートCKからCHウィンクスがクロスを入れると、DFのクリアを右SHルーカス・モウラが拾って左縦へ。左SHベルフワインが受けて、胸トラップからボレーシュート。これが決まり、トッテナムが先制点を挙げた。マンCは直後にCFアグエロを下げて、左SBジョアン・カンセロ。少し選手交代が遅かったか。

 トッテナムも25分、足を攣ったベルフワインとOHデリ・アリに代えて、CFラメラとOHエンドンベレを投入する。ソンフンミンを左SHに張らせる。するとその直後の26分、左サイドから形を作って、OHエンドンベレの縦パスを左SHソンフンミンが受けて、反転からシュート。トッテナムが追加点を挙げた。

 マンCは27分、マフレズを下げてFWジェズスを投入。スターリングを上げて、4-3-2な感じ。32分にはデブルイネのFKからCBフェルナンジーニョボレーシュートを放つが、DFがブロックした。その後はマンCが攻めるが、なかなかシュートまで行けない。39分にはルーカス・モウラを下げてCHダイアーを投入。トッテナムが守備を固める。マンCもスターリングに代えて右SHベルナルド・シウバを投入。ジェズスをトップに上げて攻める。44分、デブルイネのパスから右SGベルナルド・シウバがミドルシュート。だがCHダイアーがはね返す。45+5分には右SGベルナルド・シウバのクロスをクリアしようとしたCBダビンソン・サンチェスのヘディングがあわやオウンゴール。バーを叩くが、はね返った。そしてタイムアップ。2-0。ホームのトッテナムが2位マンC相手に勝利を挙げた。

 これで首位リバプールと2位マンCとの勝ち点差は22。逆に3位レスターとの勝ち点差は2。だが4位チェルシーとは勝ち点差10。ちなみに5位に上がったトッテナムチェルシーとの勝ち点差は4。さらにシェフィールド・シティ、マンU、ウルブスと続く。2週間のウィンターブレイクの後、CL出場権を懸けた争いが始まる。