とんま天狗は雲の上

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トレーニングマッチ 名古屋グランパスvs.横浜FC

 J1リーグの再開は5月の連休以降にずれ込むようだ。ヨーロッパの各リーグも再開の目途が立たない。こうした中、DAZNではJ1チームのトレーニングマッチの放送を始めた。グランパス横浜FCのゲームを観ることにした。グランパスの布陣は4-2-3-1。前田をトップに、阿部がトップ下。右SHマテウス、左SH相馬。ボランチは稲垣とシミッチが並び、DFが右SB成瀬、左SB秋山。CBの丸山と中谷は変わらず、GKにはランゲラックが入る。ジョーや米本などケガ人が多い中、現時点でのベストメンバーだ。対する横浜FCも4-2-3-1。一美をトップに、中村俊輔がトップ下。右SHに中山が入り、左SHは若い斉藤光毅。ボランチには大卒ルーキーの瀬古と手塚。DFは右SBマギーニョ、左SB袴田。CBは田代とヨンアピン。GKは六反が守る。

 序盤、グランパスが攻め込んでいく。そして4分、右SB成瀬の縦パスを起点に、OH阿部が中へ横パスを入れて、CF前田がスルーパス。これに右SB成瀬が走り込むと、クロスはDFにブロックされるが、自陣からつなごうとしたパスを右SB成瀬がカット。CHシミッチから横に流してOH阿部がミドルシュートグランパスが幸先よく先制点を挙げた。右SB成瀬の積極的なプレーが光った。9分には右SB成瀬のクロスがファーに流れたところを、左SH相馬がカットインからミドルシュート。バーを叩く。

 横浜FCは14分、OH中村俊輔のFKのクリアから、右SH中山がミドルシュート。右SH中山は24分にも右サイドから仕掛けてシュートまで行くが、GKランゲラックがナイスセーブで弾き出した。その後は両チームの攻撃が停滞。というか、僕が居眠り。38分、CBヨンアピンのバックパスをCF前田がカットしてGKと一対一となるも、シュートは枠を外す。前半はグランパス1点のリードで折り返した。

 グランパスは後半開始からCF前田を下げて山崎、相馬を下げて右SHにシャビエルを投入。マテウスを左SHに回す。横浜FCはメンバー変更なし。後半2分、攻め込まれた状況から縦に蹴り出したボールをCF山崎が落とし、CHシミッチが左に展開。左SHマテウスのクロスはやや大きく、CF山崎が落として、右SHシャビエルが仕掛けるが、DFに止められた。横浜FCも5分、右SBマギーニョのパスからCH手塚が左に展開。左SH斉藤光毅のクロスにCF一美がボレーシュート。だが枠を捉えられず。しかし後半は横浜FCの方が、守備面ではしっかりブロックを作って守ると、攻撃もサイドから積極的に仕掛けていく。

 6分には右SH中山が仕掛けて、左SB秋山、CHシミッチと抜いてミドルシュート。これはCHシミッチがブロックした。さらに12分、OH阿部に右SBマギーニョがプレッシャーをかけて奪うと、その流れからCH瀬古がミドルシュートを放つ。グランパスは14分、マテウスが足に違和感を覚えたか、ピッチを去り、再び前田がピッチに入る。今度は右SH。シャビエルが左SHに入る。横浜FCもこのタイミングで中村俊輔を下げて草野を投入した。すると横浜FCに前に向かう推進力が生まれる。

 グランパスも21分、OH阿部のパスから右SB成瀬がミドルシュート。しかし3ラインのブロックを作って守る横浜FCの守備をなかなか崩すことができない。33分、右SH前田のパスからOH阿部がスルーパス。前田が走り込んで、シュートを狙うが、サイドネットに外れた。横浜FCは34分、左SH斉藤に代わって松尾を投入。さらに39分には袴田と一美を下げて、左SB志知とCFイバを投入する。松尾の仕掛けも見られたが、守備はグランパスもしっかりしている。結局このままタイムアップ。トレーニングマッチは1-0、グランパスの勝利で終わった。

 J1リーグ再開までもう1ヶ月が経とうとしているが、グランパスの選手はみんなコンディションは良さそう。また前からのプレスもしっかりとできている。いつ再開されてもいい感じ。一方、横浜FCも前半こそ押し込まれたが、守備が安定した後半はグランパスを押し込んでいく場面も少なくなかった。お互い一刻も早い再開を待ち望んでいることだろう。だが再開はさらに1ヶ月以上も先。いや、いつになるかわからない。

 そして、タイトルのかからないゲームはやはりつまらない。無観客であっても選手のプレーに変わりはなかったが、観戦する側の気持ちが盛り上がらない。ヨーロッパサッカーも休止で、国内・海外ともに、当分DAZNでサッカー中継の予定はない。時期はちょうど月末。このゲームを観戦した後、思い切ってDAZNを解約した。再開されたらすぐに再契約しよう。5月にも再契約できるといいのだけれど。

 

DAZN

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  • 発売日: 2020/03/03
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