とんま天狗は雲の上

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「若年:青年:壮年:中年:熟年:老年」ということで

 JAFの機関紙「JAF MATE」に毎号「Drive My Way | 私が来た道、歩む道」と題するコーナーがある。芸能人のインタビュー記事だが、今号の出演者は俳優の佐藤浩市。映画「FUKUSHIMA 50」の番宣的な内容でもあるが、佐藤浩市も今年で60歳を迎えるそうで、還暦を直前に控えて、「昔は60歳といったら老人というカテゴリーだったけど、今は老人でもなければ中年ですらないかもしれない。」というコメントを述べていた。

 確かに、高齢者といえば一般的には65歳以上だが、その前の年代が「中年」とは思えない。では何だろう。75歳以上を後期高齢者と呼ぶが、それ以前の年代、60歳から74歳までの年代の人はまだまだ元気で、高齢者と呼ぶにはまだ若い気がする。ちなみに私は先日63歳になった。自分自身が何と呼ばれたいかということでもある。

 佐藤氏に倣って、「老人」改め「老年」と言えば、70歳以上をそう呼んでも差し支えあるまい。それに照らせば、若い年代は「幼年」「少年」「青年」と呼ぶのが適当か。これらをそれぞれ「10歳未満」「10代」「20代」とすれば、「30代」は「壮年」、「40代」は「中年」、50代は「熟年」でどうか。さてさて、それでは「60代」は? 「高年」? あまり使わない言葉だ。

 それでは「高年」を除いて、15年毎に割り当てると、「5歳未満」が「幼年」、「5~19歳」が「少年」、「20~34歳」が「青年」、「35歳~49歳」が「壮年」、「50歳~64歳」が「中年」、「65~79歳」が「熟年」、「80歳以上」が「老年」。これだと高齢者は喜ぶが、「中年」から上はやや無理がありそうだ。

 そう言えば、「幼年」と「少年」を合わせて「若年」という言い方もできる。これで当てはめれば、「15歳未満」が「若年」、「15~29歳」が「青年」、「30から44歳」が「壮年」、「45~59歳」が「中年」、「60~74歳」が「熟年」。そして「75歳以上」が「老年」。うん、これなら若い世代も、高齢者も満足できる。私も「熟年」で大丈夫。これからは15歳刻みで「若年:青年:壮年:中年:熟年:老年」ということでよろしく。