とんま天狗は雲の上

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新型コロナはインフルエンザに角が生えたようなもの?

 1月下旬に、夫婦そろってインフルエンザに罹った。年が明けて、業界団体の新年祝賀会にいくつか参加したが、たぶんそこでもらったのだろう。38度近い熱が出てかなり辛かったが、迅速診断キットで陽性がわかった後、直後に行った薬局でインフルエンザ治療薬を吸入し、3日間ほど我慢をしたら治った。

 新型コロナウイルス感染症は、当初、「インフルエンザに毛が生えたようなもの」と言う人もいたようだが、感染力、死亡率とも全く比較にならない。何より、ワクチンや治療薬がない。それでも武漢市やイタリアなどの状況を見ると、感染率は1%にも満たない。一方、既にカルフォルニア州で始められた抗体検査では、無症状の人も含めた感染率は2.5%~4%と報告されている。慶応大大学病院が無症状の入院患者に対して実施したPCR検査の状況は約6%。最終的に終息した後には、感染率もまとめられるだろうが、国内のインフルエンザの感染者数は毎年約1000万人と言われているので、約10%。新型コロナウイルスも同じくらいになるだろうか。

 すると、やはり怖いのは死亡率だ。インフルエンザの場合は、直接の死亡者数は200~2000人程度。間接的な死亡者も含めた推計死亡者数が約1万人ということであり、感染者に対する死亡率は約0.1%。一方、新型コロナの死亡率は2%程度と言われており、インフルエンザよりもはるかに高い。以上を勘案すると、新型コロナは「インフルエンザに角が生えたようなもの」という感じで捉えればいいだろうか。インフルエンザと同程度には罹りやすく、罹ったら角で刺される程に辛い。突き刺されば死ぬこともある。

 昨日の岡江久美子の死去はショックだった。彼女とは同学年。ガン治療等に伴う免疫力の低下ということが言われるが、自分にとってもまったく他人事とは思えない。いつ自分の番が回ってくるかもわからない。奈良公園の鹿ならせんべいを与えても角で刺されることはないかもしれないが、野生のバッファローには近寄らない方がいい。やはり罹らないことが大事なのだ。