とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マスクも特別定額給付金も未だに来ないんですが? まさか私ももらえると思っているのは、誤解ですか?

 4月17日に「一律10万円支給は生活支援でもあり、経済対策でもある。」という記事を投稿したが、未だにわが家には、郵送でも申請の案内が来ない。先の投稿では、生活に困っている人にとっては「生活支援」、そうでない人には「経済対策」と書いたが、結局、未だに支給されないまま、昨日には緊急事態宣言も解除されてしまった。結局、すべての世帯にとって「経済対策」だったということか? それにしても本当に来るんだろうか? 昨日の首相会見では、「既に8割の自治体で支給が始まっている」と言っていた。そういえば、4月30日早々に給付金を手渡ししていた青森県西目屋村は人口1340人。いや、自治体の数ではなく、人口割合で計算してほしい。

 来ないと言えば、マスクも来ない。この政策が発表されたときは、「届いたマスクはどうすればいいのか!?」と焦ったが、未だに届かなければ、あの焦りは何だったのか。ドラッグストアでも普通に購入できるようになってもう2週間近く経つ。ドラッグストアなら、不織布のものやスポンジ製、さらにデザインやカラーもお好み次第。今さらあの給食マスクが届いたとしても、どうしたらいいのか。少し前なら、布製マスクの材料にするということも考えたが、今さら布製マスクを作る気も起らない。

 遅いと言えば、雇用調整助成金や持続化給付金も遅れているらしい。家賃助成金に至っては、検察庁法案をめぐるドタバタもあって、未だに審議にも至っていない。その上、学生向けの助成金「学生支援緊急給付金」も始めると言う。というか、こちらは受付が始まっているようだが、大学ももう再開されるんだよね。どうして、今頃、学生だけ? 同じ20歳でも高卒で働き始めた人にはこうした支援はない。中には、コロナ禍で採用取り消しになった者もいるかもしれないし、経済的事情で進学をあきらめた者もいるかもしれない。若者票を維持したいということかもしれないが、本当に必要だったのか、疑問に思う。もっとも特別定額給付金と同様、手元に届くのがいつになるのか、本当に届くのか、疑問だが。

 いずれにせよ、何事も遅い。言葉だけは景気がいいが、まったく手元に届かないのは、アベノミクスと一緒か。「やってる感」だけで実は「やらない」では、まさに政府主導の「やるやる詐欺」ではないか。いくら何でも、そんなことはないと思いたいところだが。まさか、もらえると思っているのは誤解ですか?