とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1リーグ第17節 名古屋グランパスvs.ヴィッセル神戸

 前節、横浜FC相手に3失点。逆転負けで今季4敗目を喫したグランパスフロンターレセレッソの背中がどんどん遠くなる。今節の相手は水曜日にセレッソ相手に敗戦したヴィッセル。お互い連敗は避けたいところだ。

 グランパスはいつもの4-2-3-1。今節は阿部をベンチに置いて、シャビエルをトップ下で起用。2週間前、アントラーズ戦で負傷した右SH前田が帰ってきた。左SHはマテウス。CFは金崎。U-19の代表合宿に参加した成瀬を休ませ、右SBにはオジェソクが先発。吉田が左SBに入り、あとは前節と同じメンバーだ。一方、ヴィッセルの布陣は3-4-3。ドウグラスが久しぶりにCFで先発し、古橋と山口がシャドーに入る。中盤はイニエスタとサンペールがダブルボランチを組み、右WB西、左WB酒井は前節と変わらない。CBは右からダンクレー、大崎、渡部。GK前田も変わらない。中2日ながら、ドウグラスが久しぶりに先発した他は前節と大きくは変わりない。

 序盤はグランパスが積極的に攻めていく。6分、右SH前田のパスをCF金崎が落とし、左SHマテウスがシュート。7分には右FW山口のバックパスを左SHマテウスがカットして、スルーパスにCF金崎が抜け出す。GKと一対一かと思ったら、CB大崎が戻ってきてクリアした。惜しいチャンスを逃した。グランパスはパスを回すヴィッセルに対して、しっかりブロックを作ると共に、縦パスを狙ってボールを奪い、カウンター。9分には左SHマテウスのカットからそのままドリブルで上がり、PA内に侵入。CB大崎が身体を寄せて、マテウスが倒れるが、村上主審はPKを取らない。

 逆に10分、ヴィッセルは左WB酒井のパスからCFドウグラスがワンタッチでヒールパス。左FW古橋が抜け出すが、シュートはポスト左に外した。グランパスも13分、GKランゲラックからのフィードをCBダンクレーがクリア。しかしこれをCF金崎が収めて、右に展開。戻しのパスにCH稲垣がミドルシュート。DFがブロックする。次第に互角の展開になってくると、15分、右WB西のフィードに右FW山口が抜け出し、GKランゲラックが飛び出したところを、頭の上を抜く技ありのループシュートヴィッセルが先制点を挙げた。

 ペースはヴィッセルが握るも、グランパスも果敢に反撃。25分には左SB吉田がドリブルで持ち上がり、CF金崎の落としを受けた左SHマテウスがOHシャビエルとのワンツーからシュート。だがうまく当たらず、ポスト右に外れる。33分には右SH前田がDFの股下を抜いてコースを狙ったミドルシュート。だが、GK前川が横っ飛び、ナイスセーブで弾き出す。ヴィッセルも35分、CFドウグラスの縦パスを左FW古橋が落とし、ドウグラスミドルシュート。しかしCB中谷がブロックする。

 この後くらいからグランパスは左右のSHを入れ替えた。すると36分にはCH米本の縦パスに反応した右SHマテウスミドルシュート。そして42分、CF金崎のパスをOHシャビエルが落とし、右SHマテウスミドルシュート。これがCB大崎の手に当たる。ハンド。これで得たPKを金崎が決めて、グランパスが同点に追い付いた。45+1分にもOHシャビエルがミドルシュートを放つが、これはGK前川がファインセーブ。前半は1-1。同点となって折り返した。

 後半に入るとグランパスがまたポジションチェンジ。前田を金崎と並べてFWに上げ、シャビエルが左SH。4-4-2の布陣にする。2分、左SHシャビエルのFKをCH米本がフリック。FW金崎のシュートはCB大崎の手に当たるが、今度はPKを取らない。故意ではないという判定。3分にはカウンターでCFドウグラスが持ち上がり、右に流して、右WB西がミドルシュートを放つが、右に外した。

 そして11分、CH稲垣の縦パスに走り込んだFW前田が、PA右サイドから仕掛けて侵入すると、CHサンペールが手を肩にかけて倒してしまう。再びPKの判定。これを金崎が決めて、グランパスが逆転した。18分、ヴィッセルはCB渡部を下げて、左FWに郷家を投入。サンペールをアンカーに山口とイニエスタが上がり目に位置する4-3-3にして反撃する。しかしグランパスは両ボランチイニエスタを自由にさせない。またドウグラスもCBでしっかりとケア。ヴィッセルの攻撃にしっかり対応していく。

 21分には右WB西の縦パスを右FW古橋が落とし、左IHイニエスタの縦パスに古橋が走り込む。だがCH米本がしっかりと付いていったため、シュートは弱く、GKランゲラックがセーブした。グランパスの守りをなかなか崩せないヴィッセルは29分、CHサンペールに代えて藤本。右WB西に代えて初瀬を投入。山口をボランチに下げるが、イニエスタは前目。FWは藤本をトップに、ドウグラスがやや下がり目の縦関係。4-1-1-4に見える。グランパスも30分、シャビエルと前田を下げて、左SH相馬とFW阿部を投入する。さらに36分にはFW金崎に代えて山崎。交代の3人がしっかりボールを追って、前からプレスをかける。ヴィッセルは40分、右FW古橋に代えて小川を投入。

 だがグランパスも守るだけでなく、しっかり攻めていく。42分には右SHマテウスミドルシュート。43分には相馬のCKをCH米本がフリック。CH稲垣がミドルシュートを放つ。そして4分間のアディショナルタイムもしっかり前から守備をし、時間を使う。結局このままタイムアップ。グランパスが金崎のPK2発で逆転勝利を挙げた。

 流れの中ではゴールがなかったのは残念だが、このゲームで勝ち切れたのは大きい。この後は10月10日のセレッソ戦まで週2回の連戦が続く。阿部、米本、前田とまたメンバーが戻ってきた。この調子でガンバ、エスパルスと続く連戦もしっかり勝利に拘り、連勝を期待したい。