とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第3節 リバプールvs.アーセナル

 順調に連勝スタートを切った両チーム。リバプールは前節のチェルシー戦に続いて、アーセナルをホームに迎えた。ちなみに2日(金)にはリーグ杯で再び対戦することが決まっている。リバプールはいつもの4-3-3。前線3人は変わらず、中盤はファビーニョがアンカーに入り、右IHケイタ、左IHワイナルドゥム。DF・GKもCBにジョー・ゴメスが入った以外はいつものメンバーだ。対するアーセナルは3-4-3。ラカゼットをトップに、右WGウィリアン、左WGオーバメヤンボランチにはジャカとエルネニーが入り、WBは右にベジェリン、左はメイトランド・ナイルズ。3バックのセンターにはダビド・ルイスが戻り、右にホールディング、左はティアニー。GKにはレノが入る。

 ゲームは序盤からリバプールがボールを回して主導権を握る。12分、左SBロバートソンのCKのクリアを右SBアレクサンダー・アーノルドがクロス。CBファンダイクがヘディングシュートするも、CBダビド・ルイスがクリアする。15分、CHファビーニョから右に展開。右SBアレクサンダー・アーノルドのクロスを右IHケイタが落とし、再びアレクサンダー・アーノルドのクロスに左WGマネがシュート。GKレノがナイスセーブする。さらに21分、左SBロバートソンのCKのクリアから右SBアレクサンダー・アーノルドがミドルシュート。DFに当たったシュートははね返ってバーを叩く。

 防戦一方だったアーセナルだが、25分、CHジャカの縦パスをCFラカゼットが左に流すと、左WBメイトランド・ナイルズのクロスを左SBロバートソンがクリアミス。これがゴール前に走り込んでいたCFラカゼットに渡り、シュート。アーセナルが初シュートで先制点を挙げた。しかし、リバプールもすぐに追いつく。28分、CFフィルミーノから右に展開すると、右WGサラーが左CBティアニーをかわしてシュート。GKレノが弾いたボールを左WGマネが押し込んだ。これで同点。さらに34分、右WGサラーの落としを右SBアレクサンダー・アーノルドがクロス。左WGマネが走り込んで、DFを惹きつけると、ファーに走り込んだ左SBロバートソンがフリー。ゴールに押し込み、リバプールがあっという間に逆転ゴールを挙げた。前半はそのまま終了。リバプールの1点リードで折り返した。

 後半はアーセナルもパスをつないで攻めていくが、リバプールのプレスが速く、なかなか中盤より前に進めない。それでも14分、右WGウィリアンが中盤低い位置から長いスルーパスを通すと、CFラカゼットが抜け出して、GKと一対一。だが、シュートはGKアリソンがナイスセーブ。アーセナルは絶好機を逃してしまった。直後、アーセナルはCHジャカをセバージョスに交代する。すると18分、そのCHセバージョスからのスルーパスに再びCFラカゼットが抜け出した。再びGKと一対一。しかしこれもシュートはGKアリソンに阻まれる。ファインセーブ。

 すると19分、リバプールは左WGマネがCFフィルミーノとのワンツーからシュートを放つ。アーセナルは23分、右WGウィリアンに代えて、ペペ。さらに29分にはCFラカゼットを下げて、エンケティアを投入する。すると31分、CHセバージョスのスルーパスにCFエンケティアが抜け出す。しかし今度はGKアリソンがセーブ。そしてGKの縦パスを左IHワイナルドゥムが左に展開。左WGマネのサイドチェンジにCFフィルミーノがシュートを放つ。相変わらず、カウンターが速い。

 リバプールは35分、右IHケイタに代えて、ミルナー。そして左WGマネに代えて、今季ウォルバーハンプトンから移籍のディオゴ・ジョッタを投入する。すると37分にはジョッタがミドルシュート。38分にも右WGサラーのカットインから、左WGディオゴ・ジョッタがシュートを放つ。そして43分、左SBロバートソンのCKのクリアを右SBアレクサンダー・アーノルドが右縦に入れると、右WGサラーが走り込み、収めると、戻しをアレクサンダー・アーノルドがクロス。CBダビド・ルイスのクリアがジョッタに渡る。そしてシュート。リバプールがダメ押しの3点目を挙げた。

 南野はアディショナルタイム45+1分にCFフィルミーノに代わって出場したが、GKからのフィードをフリックしたのみ。45+3分には南野のチェックをかわしたCHセバージョスの縦パスに左WGオーバメヤンが走り込み、右に流して、右WGペペが走り込むが、DFがクリア。続くCKもDFにクリアされて、タイムアップ。リバプールが3-1で勝利した。

 南野はミッドウィークのリーグ杯で先発し、2ゴール1アシストの活躍を見せたが、ジョッタが先にリーグ戦でゴールを挙げた。ライバルがどんどん増えてくる。南野にもそろそろリーグ戦でゴールが欲しい。次のリーグ杯、アーセナル戦では先発出場できるだろうか。目に見える結果を出して、リーグ戦の出場時間をもっと増やしていきたい。また、アーセナルはセバージョスが交代出場してから、何度も決定的なスルーパスが通り、リバプール・ゴールを脅かしたが、CFラカゼットが決められない。1点でも決めていれば、結果は違っていたかもしれない。それでも、今後に向けては希望の見える内容だった。