代表ウィークが終わり、プレミアリーグもまた再開された。ぶっちぎりで首位を走るマンCを3位レスターが迎える一戦。レスターはしばらく負傷していたマディソンが帰ってきたが、このゲームではまだベンチスタート。他にジャスティンやバーンズもケガで欠場している。一方、マンCにはアグエロが帰ってきた。ジェズスも好調。このゲームではスターリングをベンチに置いた。
レスターの布陣は3-5-2。バーディーとイヘアナチョを前に置き、中盤はエンディディをアンカーに、右IHティーレマンス、左IHペレス。WBは右にオルブライトン、左はカスターニュ。CBは右からアマーティ、エヴァンス、フォファナと並び、GKはシュマイケル。一方、マンCは4-3-3。アグエロをトップに、右WGマフレズ、左WGにジェズス。中盤はフェルナンジーニョをアンカーに、左IHロドリ、右IHデブルイネ。DFは右SBカイル・ウォーカー、左SBにバンジャマン・メンディが入り、CBはラポルトとルベン・ディアス。GKはエデルソンが守る。
序盤から一方的にマンCが攻めていく。5分、左IHロドリがミドルシュート。こぼれ球をCHフェルナンジーニョがミドルシュートを放つと、これがゴールネットに突き刺さった。幸先良い先制点かと思ったら、シュート軌道沿いにアグエロがいて、オフサイドの判定。しかしその後もマンCがパスを回して攻める展開は変わらない。19分には左WBカスターニュのクリアが右WGマフレズに当たって、ちょうどCFアグエロのところに落ちてきてボレーシュート。21分にはCHフェルナンジーニョの縦パスから右IHデブルイネがミドルシュート。さらに23分、デブルイネのFKがバーを叩く。
レスターはようやく37分、CHエンディディがドリブルで運び、FWイヘアナチョに向けてスルーパスを出すが、手前でCBラポルテがクリアした。41分には右SBウォーカーのスローインを左WGジェズスが落として、右WGマフレズがシュート。GKシュマイケルがナイスセーブ。42分、右IHデブルイネがミドルシュート。44分には右IHデブルイネのスルーパスに左WGジェズスが走り込み、DFに囲まれると、少し戻ってミドルシュートを放つ。レスターは45+1分、FWペレスのスルーパスにFWバーディーが抜け出してシュート。初シュートで先制点かと思ったが、これはオフサイド。前半はレスターのシュートはゼロに終わった。
しかし後半に入ると3分、右IHティーレマンスがミドルシュートを。これがレスターの初シュート。しかしGKエデルソンが難なくセーブする。6分にはCHフェルナンジーニョからFWイヘアナチョがボールを奪い、ドリブルから右に流して、右IHティーレマンスがシュート。CBディアスがブロックする。後半、マンCはデブルイネとロドリの位置を入れ替えた。11分、左WGジェズスのクロスにCFアグエロがボレーシュート。だがDFに当たる。そして13分、左IHデブルイネのスルーパスから右WGマフレズがシュート。GKシュマイケルが弾き返すが、これを拾った右IHロドリがクロス。右IHティーレマンスがカットするが、左SBメンディが拾って、切り返しからシュート。ようやくマンCが先制点を挙げた。
するとマンCは18分、アグエロを下げて、左WGにスターリングを投入。ジェズスがCFに入る。レスターも27分、右WBオルブライトンに代えてリカルド・ペレイラ。イヘアナチョに代えて左IHマディソンを投入する。ペレスをFWに上げた。しかし29分、左IHデブルイネのスルーパスにCFジェズスが抜け出すと、ゴール前で横にパス。左WGスターリングにDF二人が詰めると、さらにジェズスに戻してシュート。マンCが追加点を挙げた。マンCは33分にも左IHデブルイネのスルーパスから右WGマフレズがシュート。これが左に外れると、直後の34分、右SHマフレズを下げて、フェラン・トーレスを投入する。中盤をロドリとフェルナンジーニョの2枚にして守備を固め、デブルイネをトップ下に置く。
38分、左IHマディソンがミドルシュートを放つが、枠を捉えることはできない。すると直後に、CHエンディディに代えてナンパリス・メンディを投入する。41分にはFWバーディーが左に流し、左WBカスターニュのクロスをFWペレスが落とすと、左IHマディソンがシュート。しかし力なく、これもGKエデルソンが難なくキャッチする。43分にはOHデブルイネを下げてフォーデン。そのまま最後まで守り切り、マンCが中断明け初勝利を挙げた。
これでリーグ戦は再び3連勝。代表ウィーク前にはCLベスト16とFA杯準々決勝を勝ち上がり、リーグ杯も決勝に進出。4冠を狙う。次はミッドウィークのドルトムント戦が控える。マンCの強さは留まるところを知らない。一方、レスターも負けたとはいえ、3位はがっちりキープ。マディソンも帰ってきて、こちらもFA杯は準決勝に進出を決めた。次節は6位ウェストハムが相手。しっかり格の違いを見せつけて、上位をキープしていきたい。やはりプレミアリーグにはJリーグとは別格の強さと速さがある。