とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

不義に満ちた東京五輪という託宣

 敬虔なキリスト教徒であるハテヘイさんのブログをだいぶ前から読んでいる。数年前までは東京近辺で宣教師をしていたかと思うが、5年ほど前に福島県に引っ越された。一時、ブログが停滞した時もあったが、最近はまた少しずつ投稿が再開された。最新の投稿記事のタイトルは「ハルマゲドン」

 ハテヘイさんのブログ記事は常に冒頭に聖書の一節が掲げられている。「ハルマゲドン」とは、映画のタイトルで知った人も多いだろう。だが、この言葉が膨大な聖書の中でただ1ヶ所、「ヨハネの黙示論」16章16節でのみ使われている言葉だとは知らなかった。「ヘブル語でハルマゲドンという所」とされながら、旧約聖書にも書かれていない。

 そして、ハテヘイさん曰く。「前代未聞の『アルマゲドン』にでも襲われない限り、東京オリンピックは計画通り進められるだろう」と語ったIOC委員の言葉は、「不敗の万軍の主、義であるイエス・キリストが介入して戦って下さるのでない限り、不義に満ちた東京オリンピックは、予定通り実施されるだろう」という意味になるという。すなわち、IOC委員自ら、東京五輪は不義の祭典、不正に満ちた祭典だと告白したと言うのだ。

 なるほど、面白い。最近の日本列島は、大雨、暴風、地震、火山噴火のオンパレードではないか。今日の土砂災害が何とも不吉に思えてくる。東京五輪開催中に本当にハルマゲドンが来たら、いや、最大級の災害でも発生したら、この発言をしたIOC委員は何と言うのだろうか。不義に満ちた東京五輪が日本に大災害を呼び寄せなければいいのだが。