とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

家の修繕・改修(その3)と掃除機の購入

 10月から始まった自宅の修繕・改修工事がようやく終わった。外壁塗装と樋や瓦・雀口の修理に始まり、12月初旬には生垣を抜いて、フェンスに取り換えた。そして先週から洗面所の改修工事に取りかかった。月曜日から工事に入るので、前日の日曜日に、洗面台の中のモノを段ボールに詰め替え、整理ケースなどを移動。夜には入浴後、下着やタオルを入れた籐の整理棚を移動した。

 そして翌日、朝から洗面台と洗濯パンを撤去する。だがそこでまずアクシデントが起きる。「掃除機を忘れたので貸してほしい」と言われ貸したが、帰りがけに「掃除機はもともと調子が悪かったですか?」と言われ、何のことかわからず、「ゴミが溜まっていたかな」と答えた。工事業者が返った後、自分でも掃除をしようと掃除機を回したら、スイッチが入らない。何度か試すと、一時的にモーターが回るもののすぐに止まってしまう。ゴミが一杯かと思ってフタを開けると、何と、中がびしょびしょで、しかもクッションフロアーやビニルクロス、合板の切れ端などがぎっしり詰まっている。ゴミは捨てたが、まだモーターが回らない。ホースの中を覗くと、そこにもゴミがぎっしり詰まっている。

 仕方なく、洗濯機のフィルターやゴミを溜める部分、さらにはホース先のブラシまで分解して掃除をし、乾かしてみる。3時間ほど乾かしてから組み立て、もう一度スイッチを入れるが、やはり少しだけ回りかけたモーターもすぐに止まってしまう。やれやれ。家庭用掃除機を乱暴に扱って、モーターの中まで水が入ってしまったかも。とりあえずメールで工務店の担当者に窮状を伝えると「何とかします」と返事が返ってきた。

 わが家の掃除機は2012年に購入した日立サイクロン掃除機。今どきの掃除機を調べてみると、ピンキリだが、後継機種と思われるサイクロン掃除機がアマゾンで、14500円で出ていた。翌朝やってきた担当者が会うなりすぐに「掃除機は弁償します。1万円くらいですか」と言うので、「いや、1万5千円から2万円」と伝える。いっそのことダイソンなど上位機種にしようかとも思ったが、購入後10年近く経って、ほとんど寿命だと思われたので、新品を弁償してもらえるのなら、後継機種の方がいいだろう。午前中にもアマゾンで注文をした。

 その日は洗面所にエアコンを設置。その夜には洗面所が温かくなり、入浴前の脱衣が楽になった。ただし洗面台がないので、顔を洗ったり、歯を磨いたりするのは台所の流しを使う。歯磨きやらブラシやら、それらの小道具が多くて置き場所に困る。水曜日には床を剥がして、床下の根太などを補強する。浴室前や洗面台前の床がフワフワしていたが、「予想以上に悪くなっていない」と言われた。洗面台が外された洗面所には洗濯機がポツンと残っている。排水管は繋いでくれたので、洗濯は可能。でも水栓を開け忘れて、エラー表示が出てしまい、あわてた。

 木曜日にはクッションフロアーを貼る。あとは洗面台を設置するだけ。だが、私が金曜日の都合が悪く、洗面台設置は翌週の月曜日になってしまった。木曜日には掃除機が届き、さっそく使用してみると、前の掃除機より吸引力が強く、気持ちいい。工務店の担当者に領収書を渡すと、「2万円引いておきます」とのこと。掃除機を壊されて、一時は腹が立ったが、結果的にはタダで新品に交換できて、ラッキーだったかもしれない。

 そして月曜日。洗濯パンと洗面台が設置された。昼過ぎまで要したが、これで工事はすべて完了。だが、工事が終わって問題が発覚。洗面台の幅が前よりも微妙に狭く、壁紙の間に隙間ができてしまった。担当者に「どうするか」と聞いたら、「このままで」と言う。壁紙のテープがあるようだが、柄物で「デザイン的にどうかな」と言う。結局、ホームセンターで探して、自分で直すことにした。整理棚などを元に戻したら、とりあえずは気にならないので、まあいいか。

 業者が帰った後、洗面台に色々なモノを戻していく。洗面台の幅を狭くして、収納スペースは前よりも増えたはずなのに、なかなかうまく入らない。洗面ボウルの奥のスペースが狭く、そこに置いてあった歯ブラシやコップが乗り切らないので、ミラー裏の棚などに収納したが、使い勝手がかなり変わってしまった。いまだに「歯ブラシはどこ?」「ブラシはどこ?」と探してしまう。でも、洗面所のエアコンはうれしい。冬もうれしいが、暑い夏も快適になるだろう。足場の設置から数えること2ヶ月。時間はかかったが、外壁はきれいになり、生垣もすっきりした。玄関先に葉ボタンなどの鉢を置き、これですっかり正月を迎える準備も整った。