とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

服のローテーションと捨て時

 このところ寒い日が続くが、一昔前と違って、最近の室内は暖かく、厚いセーターを着る必要はない。冬前に出した薄手のセーターを着ているが、「セーターは一度着たら2・3日は休ませて、乾かした方がいい」とテレビでやっていた。退職前はセーターを着ると言っても週末だけなので、ほとんど1着のセーターをひと冬、着続けていたが、退職後は3着のセーター・トレーナーを順繰りに回している。ズボンも綿パンが6本あるので、それを2日ずつ穿いては回す。週に1回通う仕事にはブレザーを着るので、その他の6日間を3着のセーター・トレーナーと6着のズボンで回すと、2週間毎にセーターとズボンが同じ組み合わせとなる。

 でも、シャツも含めれば、同じ組み合わせになる可能性はもっと少ない。「退職後の服装」で書いたとおり、スーツに合わせていたワイシャツも普段着することにしたが、それも含めて、シャツは全部で20着あった。洗濯が終わるとクロゼットの一番右に吊るし、一番左側のシャツから着ていく。すると20日に一度、同じシャツを着ることになる。ということは、ズボンとセーターとシャツがすべて同じものを着てしまう確率は、40週に一度。ひと冬の間に同じものを着ることはないという計算になる。

 娘を見ていると、5・6着のシャツを回しているように見えるが、シャツ20着は多いのだろうか。本当はもっと少なくて、最小公倍数を計算するつもりだったが、予想外に多かった。ちなみに、10月に衣替えをした時に、襟が破れているものが3・4着もあったので、ユニクロで新しいシャツを2着買った。古いものはもう20年近く着ているような気がする。ボタンは付け直すとして、襟や袖が破れない限り、着続けているが、みんなはもっと早く廃棄するのだろうか。そう言えば、市が実施している古着の回収は、破損している服は不可となっている。襟や袖以外は端切れ布として使えるのに、どうして回収しないのだろう。

 他に身に着けるものと言えば、上下の下着や靴下があるが、それぞれ7~10枚程度。それらも含めて、全て同じ服を着る確率は・・・たぶん靴下に穴が開いて廃棄する期間の方が短いのではないか。そう言えば、襟元が破れたり、ゴムの緩んだ下着や靴下も、他人には見えないからと、少しくらいなら気にせず着ていて、いつまでも捨てられない。でも、破れても、「布地が使える」と言って、けっして捨てない妻よりはマシな気がする。こんなわが家ではメルカリが業績を上げる意味が分からない。