とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

食中毒、恐るべし。

 娘が食中毒に罹った。ここ1ヶ月ほど、ダイエットを始めた娘は一人、食事は自分で食材を買い、自分で調理をして食べている。ある程度成果があったのか、それとも我慢できなくなったのか、先週末に近くのスーパーでいくつか総菜を買ってきて、一人で食べていた。昼にサーモンポキを食べ、夕食は焼き鳥とホッキガイのサラダ。おいしそうと思い、妻がサーモンポキを少しだけつまみ、私もホッキガイのサラダを少しだけつまんだ。

 どうやらその夜から下痢が始まったらしい。翌朝、青い顔をして、吐き気と下痢を訴えたが、そのまま出勤していった。しかし10時半位にメールがあり、「早退して病院へ行く」と言う。診断は「食中毒」。「時期的にノロウイルスではないだろう」ということで、「固形物は当分摂取しないこと」と、念のため家族とはタオルなどは別にして、入浴も最後にするように言われ、吐き気止めの頓服と下痢・腹痛止めの薬をもらってきた。

 だが、薬を飲んでもなかなか症状が改善しない。翌朝には発熱もあり、仕事を休んだ。食事は毎食、ヨーグルト。水曜日には何とか「吐き気は治まった」と言って出勤したが、早めに帰ってきた。腹痛と下痢が酷い。木曜日になって多少、腹痛は治まってきたようで、月曜・火曜と休んだ分の残業をして帰ってきた。でもトイレの回数は変わらない。食事も相変わらず、毎食ヨーグルト。でも「おなかが空かない」と言う。金曜日になって回数は治まったものの、依然、下痢は続いていると言う。もっともヨーグルトしか食べていないので、固形状態の便は出ないのかもしれない。

 ちなみに、総菜を少しだけつまんだ私と妻だが、二人とも食中毒の気配はない。サーモンポキの可能性が一番高いような気もするが、わからない。先週の週末に、娘が自分の弁当用に作った総菜が冷蔵庫に大量に入れてあったが、いつまでも食中毒の症状が改善しないので、木曜日辺りから妻と二人で恐る恐る食べ始めた。でも大丈夫。いったい何が原因だったのだろう。

 土曜日も流動食は続けていたが、ようやく顔色が良くなり、日曜日の朝になって初めて固形物を食べた。もう大丈夫だろう。入浴などの生活もようやくいつものリズムに戻した。それにしても食中毒がこんなに酷いとは知らなかった。私もこれまで食当たりで1日くらい下痢や嘔吐があったことはあったが、娘の場合はほぼ1週間続いた。まさに食中毒、恐るべし。これから暑い季節になる。いよいよ食中毒を警戒しなくてはいけない時期だ。「みなさんも十分気を付けてください」と先週の講義で学生たちにも話をした。