とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

町内会長日記(その3)

 「町内会長日記(その2)」から続く。

 8月の第3回理事会ではゴミの不法投棄が話題となった。前週の土曜日に近くの集合住宅団地で引っ越しがあり、たぶんその居住者がうちのゴミ置き場へ捨てていったらしい。日曜日にゴミ置き場の掃除当番から連絡があったが、清掃事務所から「指定以外のゴミは回収時に把握しており、しばらく啓発の貼り紙をした後に処分するので、そのままにしてほしい」と言われている。しかし1週間経っても処分してもらえない。堪りかねて、火曜日に清掃事務所に電話をしたら、すぐに処分してもらえた。また、隣接する小公園の高木も、お盆過ぎ位に造園業者が来て、枯れた高木を数本伐採。ただし、苦情を言ってきた住民が指摘した高木は伐採されなかった。仕方ない。

 集会所の修理について、足場なしでの屋根漆喰補修を予定していたところ、見積もりを取った業者から「足場の設置が不可欠」と言われたところまでは「町内会長日記(その2)」に書いた。足場の設置が不可欠であれば、外壁塗装も同時に実施するという方法もあると思い、外壁塗装も含めて見積もりを依頼したところ、お盆明けに塗装業者が現地を確認した上で、8月25日過ぎに見積書が提出された。何と、総額300万円余。調査報告書も提出してくれるとのことなので、後日、説明を受けることにした。

 しかし、市役所への事業計画書の提出締切は8月末。それで、来年度の補助金額確保のため、300万円余の金額で書類を作成し、提出した。9月初旬に副理事長とともに、集会所調査の報告を受ける。棟瓦の下の土が流れており、平瓦の釘打ちも必要。もちろん、その後は漆喰補修も行う。また、塗装は外壁のみならず、樋や雨戸なども実施する。さらに、樋に一部破損があり、全面取替えの内容で見積書は作成したとのことだった。さて、今後どうしよう?

 9月に入り、少し暑さも和らいだので、社会福祉協議会の会員募集を行う。回覧文書については既に書記担当が作成したものを配布済みなので、それに訪問日等を記入し、回覧して、予定の日に各戸を回ったら、その日にすべて集まった。他の班の分も20日までには私のところに届いた。連休明けに銀行で振り込もうと思っていたところ、社会福祉協議会の担当者が秋から始まる赤い羽根共同募金の資料を持ってきたので、代わりに集まった会費を手渡した。銀行へ行く手間が減って助かった。後日、領収書が届く。

 第4回理事会は10月初め。その前に、市役所の市民支援センターへ行って、集会所修理の見積書と調査報告書をカラーコピーした。理事会では、集会所の改修についてこれまでの経緯と資料を説明したところ、300万円かけても修繕は実施すべきという意見が大勢を占める。しかし、住民には様々な意見もあることから、これらの資料を回覧して、書面で意見・質問を受け付けることになった。また、赤い羽根共同募金については日本赤十字社の募金と同様、期限を指定し、それまでにも各班理事まで届けてもらう方式で決定。さらに秋のクリーン大作戦の案内も加え、書記担当が議事録を作成。確認の上、庶務担当でコピーをして各班回覧した。

 回覧後、さっそく前理事長から意見・説明書が提出された。前の理事会が決定し、総会で決議を得た内容をひっくり返す内容だから、そりゃそうだよな。さてどうするか。次回理事会まで、ドキドキの日々が続く。