前節、首位のレイソル相手に会心の勝利。公式戦4連勝でホーム、トヨタスタジアムに帰ってきた。相手は同じ勝ち点で並ぶセレッソ。セレッソはここ5試合、2敗3分け。勝てていない。しかも、リーグ戦ではホームで2019年以降、セレッソには7連勝中。絶対的な相性の良さを誇る。
グランパスの布陣は前節と同様、3-5-2。木村と永井をトップに、和泉と中山がWBに開く。中盤は、稲垣をアンカーに、森島と内田がIHに並び、CBは右から、原、佐藤、高嶺。GKはシュミット・ダニエル。藤井がベンチにも入っていないのは不安だ。対するセレッソの布陣は3-4-3。サバックをトップに、シャドーは右にルーカス・フェルナンデス、左に小見。中盤は、香川と田中駿汰がボランチに並び、WBは右に奥田、左にハビエル・フェルナンデス。CBは右から、クールズ、鷹塚、井上。GKは中村航輔。
開始3分、グランパスは自陣から左IH森島が右前に長い縦パスを入れると、右WB和泉と左WBハビエル・フェルナンデスが交錯し、こぼれたボールを右IH内田が持ち込んで、クロス。これに左WB中山が走り込んで、ヘディングシュート。グランパスが幸先よく、先制点を挙げた。
しかし、その後は強い雨が降り出したこともあってか、グランパスが主導権を握るも、安全にパスを回す展開が続く。すると26分、セレッソは、CB佐藤が右サイドでCFサバックに倒されたが、主審はファールを取らず。こぼれ球を拾ったCH田中の縦パスに左FW小見が走り込み、戻したパスをCH田中がクロス。ファーに流れたボールを右WB奥田がミドルシュートするが、右IH内田がブロック。さらにこぼれ球を左WBハビエル・フェルナンデスがシュート。しかしこれはCB佐藤がブロックした。
グランパスも35分、右WB和泉の縦パスに右CB原が走り込むと、クロスをFW木村がヘディングで折り返し、左IH森島がシュート。しかしDFがブロックする。41分、左IH森島が直接FKを狙うが、バーの上。そして42分、右CB原の縦パスにFW永井が抜け出し、落としを右IH内田がシュート。これはGK中村がナイスセーブ。はね返りをFW木村がシュート。これは右FWルーカス・フェルナンデスがブロック。さらに左IH森島がシュート。CB鷹塚がブロックしたこぼれ球を木村がシュート。ついにネットを揺らした。と思ったら、最初のFW永井の位置がオフサイド。ゴールは認められなかった。
45+2分にも、左IH森島のFKのはね返りを左CB高嶺がミドルシュート。GK中村のファインセーブで弾いたボールを右WB和泉がシュート。しかし枠を捉えられない。前半はこのまま、グランパスのリードで折り返した。
しかし後半に入ると、セレッソが反撃をする。2分、CH香川のFKを右CBクルーズがヘディングで落とすと、左FW小見がボレーシュート。さらに続く右FWルーカス・フェルナンデスのCKから左WBハビエル・フェルナンデスがヘディングシュート。しかし枠は捉えられない。グランパスも8分、左WB中山の仕掛けから、戻しをCH稲垣がクロス。FW永井がヘディングシュートを放つが、これはGK中村がキャッチした。
一方、セレッソも11分、CFサバックがポストで収め、スルーパスに右FWルーカス・フェルナンデスが抜け出して、シュート。GKシュミットがファインセーブで弾き出したが、ルーカスの位置がオフサイドだった。グランパスは15分、長い、森島、中山に代えて、CF山岸、左WB小屋松、右WB甲田を投入。内田がCHに下がり、和泉をシャドーに上げて、木村と並べる3-4-3の布陣に変更した。
そして17分、左CB井上からの縦パスをCFサバックが収めると、CH稲垣が突いたボールが右FWルーカス・フェルナンデスに渡り、縦パスにCFサバックが走り込む。CB佐藤が付いて対応したが、強引なシュートはCB佐藤の足に当たって、フワッとGKシュミットの上を越えて、ファーに飛び込んだ。セレッソに同点に追い付かれてしまう。
グランパスも20分、右WB甲田のCKのクリアをCH稲垣がミドルシュート。DFブロックのこぼれ球をCH内田が狙うが、シュートはうまく当たらない。24分、セレッソは、小見を左FW上門に交代。一方、グランパスも25分、内田をCH小野に交代した。しかし、その後はセレッソがピッチを広く使い、長いパスをつないで攻める。35分、セレッソはサバックを下げてCF櫻川に後退しようとするが、サバックの退場が遅く、櫻川の入場が認められない。グランパスが一人多い中で、36分、右WB甲田が仕掛けて、右に流し、CH稲垣がシュート。しかしCB井上がブロックする。続くCKの流れから、CH小野のクロスにCF山岸がボレーシュート。しかしうまく当たらず、ポスト左に外れた。
43分には、右WB甲田が右FW和泉とのパス交換で右サイドを抜け出し、クロスにCH稲垣がシュート。しかしバーの上を越える。45分、セレッソはルーカス・フェルナンデスを右FW阪田に交代。45+2分、右WB甲田からの縦パスをCF山岸がうまくCB鷹塚をかわしてシュート。ネットを揺らすが、主審はファールを宣告。ゴールは認められない。そしてタイムアップ。結局、1-1のドローで終わった。
2018年からのホームでの9戦負けなしは続いたが、勝てるゲームだった。早い時間に先制して、その後は雨もあって安全運転。そこで集中力が切れてしまった感があった。また、交代出場の左WB小屋松がまだ本調子ではない。右WB奥田に競り負けるシーンも多く、左サイドからの攻撃は少なかった。逆に、右WB甲田はよく仕掛けて可能性を感じたが、ゴールにはつながらなかった。次はアウェイで9位マリノスと対戦する。マリノスはここ3試合ドロー。今節は最下位ヴェルディに終盤追い付かれている。次節もホームだ。今度こそ、ホームのサポーターに8月末以来の勝利を届けてほしい。
