とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

雑感

スポーツを通じて社会の矛盾や酷さを表す東京五輪は「表現の不自由展」に通じる

開催直前になってのミュージシャンの辞任。選手村からの多数の感染・濃厚接触者発生の報告。財界トップの開会式への出席見送り。来日する外国首脳も前回リオ大会に比べ半減だそうだ。 1996年、オリンピック100周年を機に、オリンピック憲章が大幅に書き改め…

パンデミック下における新しいオリンピックの形は北京で示される?

強行された東京五輪は多くの競技を無観客で実施することになった。私は昨年から「東京五輪、開催延期でいいじゃない!」と主張してきたが、結局、1年延期されたのみで、強行開催されることになった。1年後には必ず開催するという強い意志があったのであれば…

不義に満ちた東京五輪という託宣

敬虔なキリスト教徒であるハテヘイさんのブログをだいぶ前から読んでいる。数年前までは東京近辺で宣教師をしていたかと思うが、5年ほど前に福島県に引っ越された。一時、ブログが停滞した時もあったが、最近はまた少しずつ投稿が再開された。最新の投稿記事…

選挙というギャンブルに勝ち続けている政治家が賭ける東京五輪というギャンブル

東京五輪はいよいよ観客を入れた開催に向けて進むことになった。東京から離れた地方に暮らす私からすれば、遠い町の出来事。オリンピックはあくまで都市が開催をするのであって、国ではない。私が住む町ではない他の都市「東京」で開催されるオリンピック。…

遠隔授業の功罪

「緊急宣言で大学講義が遠隔授業になって」、1ヶ月半。緊急事態宣言の解除とともに、来週から再び対面授業に戻ることになった。この間、計6回。私の場合、Teamsでの講義だったが、最初こそいろいろと戸惑いもあったが、何とか無事、6回の講義を終えた。 最大…

職域接種よりも、大企業にCSR活動としての集団接種実施を促せばいいのに。

職域接種が始まっている。ワクチン接種が進むことはいいことだが、一方で、「大企業優先だ」「格差だ」という声も聞こえてくる。ANAやJALで始められた職域接種のニュースでは、パイロットとCAがワクチン接種をしている映像が流れ、「地上勤務は来週から」の…

強行開催された東京五輪を我々は楽しむことができるだろうか?

しばらく前に、NHKのバラエティ番組「日本人のお名前」で、「映画『ローマの休日』の原題『Roman Holiday』には『他人を犠牲にして得る娯楽・利益』という意味がある」と言っていた。古代ローマで奴隷たちが死を駆けて戦う剣闘を、ローマ市民が見世物として…

東京五輪は「賭け」。負けた時のセーフティネットはあるか。

オリンピックの開催の是非についてアスリートの意見を求める動きに対して様々な意見があった。池江璃花子の「私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。…」(「池江璃花子を利用した五輪「中止派」と「推進派」の発信に思う…今の…

「みなし高齢者」のワクチン接種について

「ワクチンクーポン券は来たけれど」にも書いたとおり、今年度中に65歳となる私にもワクチンクーポン券が届いている。直後に市から案内のあったワクチン接種の抽選予約は妻の分を申し込んだけど、外れた。GW明けには集団接種の受付もあったが、これは「コロ…

風邪をひいても病院など行けない問題

「喉が痛い」と言って早退した同僚が翌日、「病院で酷い目にあった」と嘆いた。聞くと、クリニックの受付で看護師に症状を伝えたら、駐車場での待機を指示され、以後は駐車場でのリモート受診を余儀なくされたと言う。「それって、今や当たり前ですよ」と応…

福島原発の汚染水排出問題について

4月18日放送のサンデーモーニングで、福島原発の汚染水排出問題について論じるコーナーの冒頭で、トリチウム水の排出について詳しい説明があった。 要点を書くと、以下のようになる。 ①現在タンクに溜まっている汚染水を再度ALPSにより処理する。 ②それでも…

「人流」って何だ?

新型コロナの感染拡大に伴い、これまで聞きなれない様々な言葉が聞かれるようになった。昨年春からその中心にいたのは何と言っても小池都知事。「ロックダウン」「ステイホーム」「「東京アラート」「ウィズコロナ」など枚挙にいとまがない。「クラスター」…

相手の話をしっかり聞いて理解し、助言や反論を行うこと

先日投稿した「最低最悪のスタート」のうち、接続ケーブルが繋げず、パソコンを利用した講義ができなかった出来事について、Facebookで嘆いたら、友人から多くの同情や慰めをいただいた。「万一に備えて、メス・メス・コネクターをいつも持参しています」と…

聖火はつながっているか

先日、久しぶりに名古屋へ行く用事があり、栄のオアシスを通ったら、地下広場のステージ周りが幕に覆われていた。工事かなと思ったが、幕の下からカメラを持って覗き込む人が大勢いたので「何だろう?」と思いながら2階までエスカレーターを上がると、ステー…

早生まれは不利か。

しばらく前に友人から、「『早生まれは不利だ』とテレビの情報番組で放送していたよ」という内容のメールがあった。たまたま私と彼は誕生日が近く、お互い早生まれだが、二人の誕生日が近付いていた時のメール。その後、日数が過ぎ、もう4月になってしまった…

贈答品商戦は、新製品発表の場でもあり、在庫品一掃の場でもある。

お中元だったか、結婚披露宴の引き出物だったか忘れたが、2~3年前に、妹から洗濯洗剤の詰替えセットをもらった。わが家ではそれまで、コストコで購入した大容量の洗濯洗剤を使っていたが、妻が入院してコストコへ行かなくなり、入院中に洗濯洗剤が無くなっ…

緊急事態宣言の「宣言効果」は、緊急事態宣言の「発令目的」の一部に過ぎない

首都圏の緊急事態宣言が解除された。解除後の感染再拡大に備え、次の抑止策のための新たな基準を検討なんてニュースが流れていたが、「何を今さら」という感じ。そもそも「緊急事態宣言は解除してよかったのか」という疑問に対して明確な議論もないまま、時…

佐々木宏氏の容姿侮辱演出騒動は、式典統括を辞めるための自作自演ではないのか

東京五輪式典統括の佐々木宏氏が、渡辺直美の容姿を侮辱するようなプランをLINEグループ通話で提案していたと週刊文春に報じられ、辞任した。もちろんその提案内容は酷いものだが、昨年春の内輪でのLINEグループトーク。グループメンバーの誰かが暴露しなけ…

中指は大事

先日、中指の先を怪我した。パソコンのキーボードを叩いたら、血がついてびっくり。見ると、中指の先、ちょうどパソコンのキーを叩く部分が5㎜程度切れて、血が出ている。フタを閉じたら、上蓋にも血の痕が。さらに目薬を入れていたビニル袋にも血痕。いつ、…

新しいジェンダー観が求められている。

相変わらず、男女平等や女性蔑視事件のあたりをフラフラと考え続けている。先に読んだ「愛と性と存在のはなし」では、上野千鶴子の東大入学式スピーチを、女性らしい感性から批判しており、興味深かった。上野千鶴子と言えばフェミニスト。最近のフェミニズ…

「風の時代」に、「ミレニアム世代」「Z世代」に期待すること

占星術的には、今年はこれまでの「地の時代」から「風の時代」に変わる200年に一度のターニングポイントなのだそうだ。 これまで高度成長期などの成長する時代を生きてきた中高年世代は、増加するパイの奪い合いをして、多くを確保できた者が優秀とされた。…

「老害」に寄せて

森元首相の発言を契機に、「老害」という言葉が話題になっている。でも、「老」=「害」ではなく、「老人が害をなす」から「老害」であって、役に立つ老人なら「長老」、役に立たねばただの「老人」。障害者を「生産性がない」と言って殺したり、「LGBTは生…

「男女平等」ではなく「男女公平」。いや、この世に生を受けた者がみんな「公平に生きられる」世の中であってほしい。

しばらく前から、男女の性別の違いについて考えている。森元首相の女性蔑視発言からではない。その前、いつからだろう? 妻の入院中、そして退院後も、リハビリが続いている。「家事ができるように」という目標が掲げられたが、これって「女性は家事をするも…

東京五輪、開催延期でいいじゃない!

東京五輪をどういう形で開催するか。無観客か、外国客の受け入れは見送り、国内の観客だけで開催するか。もしくは中止するか。海外客の受け入れについては「聖火リレーが始まる今月25日までには結論を出したい」と、3日の「5者会談」で橋本会長が発言したそ…

正しい顔の洗い方

ずいぶん前、まだ西田敏行が「探偵!ナイトスクープ」の局長をやっていた時のこと。「顔を上手く洗えない女」という放送があった。「顔を洗おうとすると、肘や床がビチャビチャで水浸しになる。手にすくう水の量など色々試したが、どうしてもビチャビチャに…

新型コロナワクチンは接種すべきか否か

ようやく新型コロナワクチンの接種が日本でも始まった。ただし、われわれ一般人に順番が回ってくるのは早くても6月以降。下手をすれば、来年かもしれない。と思っていたら、先日、友人から届いたメールには、「来年3月31日までに65歳になる人は高齢者枠」と…

平等を保って不平等を論じるのはそう簡単ではない。

森喜朗の女性蔑視発言以来、性の不平等について自省的に考えている。ちなみに「男女平等」と書かないのは、男性・女性の順で表記することに疑義を感じるからだ。世の中には男性・女性で区別されていることが実に多い。男性としてこうした状況をどう考えたら…

川淵三郎に納得してしまったことを反省する。

森喜朗の女性蔑視発言から東京五輪組織委員会が揉めに揉めている。当初は森氏の謝罪で火消しを謀り、一度はIOCもそれを受け入れるコメントを出したが、治まらず、辞任の方向となって、後任にいったんは川淵三郎の就任が報道されたが、それも一夜で撤回。現在…

洗濯洗剤の目盛りの疑問

妻が入院してから、洗濯は基本的に私がしている。わが家は昔ながらの縦型自動洗濯機で、洗濯物を入れてスタートボタンを押すと、洗濯槽がグルグルッと動いて、洗濯機の前面パネルに水量が表示される。それに合わせて液体の洗濯洗剤を投入するのだが、その際…

「生涯現役」はやめて、「生涯溌剌」でいこう。

2月8日付の中日新聞「考える広場」(ネットでは中日新聞購読者以外は読めないようです。m(__)m。)は「身の処し方について」というタイトルで、元中日ドラゴンズの吉見一起さん、INAX元社長の伊奈輝三さん、日本生涯現役推進協議会代表の東滝邦次さんの3人の…