とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ワンダーJAPAN 18

 雑誌。次号は12月発行予定というから、年2回発行らしい。「『住宅都市整理公団』別棟:ただ『ワンダー』かどうか。それだけ。」で紹介されていて、思わずAmazonで注文してしまった。その割にはその異様な表紙のデザインになかなか手が伸びず、お盆休みで初めて手に取ってみた。読み出せば字数は少なく、あっという間に見終わった。
 購入しようと思った動機の一つは「不思議な建築100」の特集。大山さんも「建築を勉強しちゃった人間ならとてもいっしょくたにはしないようなラインナップが、ただ『ワンダー』という言葉でもってひっくるめられている。痛快だ。というか、反省した。ちょっと小利口になっていた自分に。」と書いている。
 が、実はそれほど感激しなかった。意外に普通。逆に最近の建築を知らないことを痛感。ダメだな、オレ。100建築の中で私が最もスゴイと思ったのは福岡市小笹団地の螺旋階段式階段室。これはぜひ見に行きたい。
 階段つながりで「誘惑する非常階段」に挙げられる数々の階段も魅惑的。他の廃墟物はよくあるモノかな。好きな人は好きでしょうね。よく床屋や診療所に雑誌や漫画が置いてあるけど、読んでいる暇はないのだし、本誌のようなもっぱら見て楽しむ雑誌なら待合室にあってもいいかも。病院だと興奮して却って具合悪くなるかな。

ワンダーJAPAN 18 (三才ムック vol.398)

ワンダーJAPAN 18 (三才ムック vol.398)