とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンCは余裕でアストンビラを一蹴 8戦無敗でついに首位に

 国際Aマッチの疲労に配慮してか、はたまた週半ばのCLビジャレアル戦や次節のマンチェスター・ダービーに備えてか、マンCはダビド・シルバ、ナスリ、ジェコをベンチに置き、バロテッリの1トップにミルナーアダム・ジョンソンで両SHを組む。ボランチには今シーズン初めてデ・ヨングが入ってバリーと組み、ヤヤ・トゥーレはトップ下。
 こんな省エネ・マンCに対して、序盤アストンビラは互角にゲームを進める。12分にはレスコットのミスを突いてアグボンダホールが抜け出し、GKと一対一となるが、シュートはGKハートがファインセーブ。はね返りをねらったウォーノックのシュートもDFがブロックに入り得点を許さない。
 逆に15分、A.ジョンソンの右サイド長いパスにY.トゥーレが抜け出しクロスをバロテッリがシュート。コースが外れたところをミルナーがヒールで流し込もうとするが、ゴール外に転がった。しかしここからマンCにエンジンがかかりだす。
 23分、ミルナーのスルーパスをバリーがクロス。バロテッリはわずかに合わない。24分、コンパニーのフィードからA.ジョンソンのクロスにY.トゥーレがシュート。26分にはバリーからバロテッリミドルシュート。GKギブン、ナイスセーブ。
 だが28分、A.ジョンソンのCKをDFが逸らすと、リチャーズが受けてバロテッリの前に。これをオーバーヘッドで叩き込み、ついにマンCが先制点を挙げた。
 後半もキックオフ早々、Y.トゥーレの斜めゴール前に入れたフィードを左SBウォーノックが空振り。A.ジョンソンが楽々とゴールに流し込み、マンCが2点目を入れる。
 さらに7分、バロテッリミドルシュートをGKギブンがセーブ。これをY.トゥーレが拾ってクロスをバリーがシュート。ここはDFがクリアするが、ここからのCKにコンパニーがドンピシャ走り込んでヘディングシュート。3点目と突き放す。
 アストンビラも20分、右サイドからアグボンラホールのクロスがウォーノックに合って1点を返すが、その直後26分には、ミルナーの左サイド際から右サイド際へと渡る見事なサイドチャンジからA.ジョンソンが起点となってバリーがつなぎ、最後はミルナーが走り込んでズドン! ダメ押しの4点目を入れる。
 マンCは21分にD.シルバとコロ・トゥーレ、32分にはハーグリーブスを投入。31分、バロテッリからA.ジョンソンのスルーパスにD.シルバが走り込みシュート。34分にはクリシーのパスをハーグリーブスが落とし、D.シルバがシュート。D.シルバが入ると途端にパスが回りだす。マンCが危なげなくゲームを支配し、このまま4-1で勝利。ついに首位に立った。
 次節はいよいよマンチェスター・ダービー。まだリーグ前半なので、結果が優勝に影響することは少ないかもしれないが、マンUに敗戦は許されない。最低でもドロー。いやチェルシーのようにゲームは負けても内容は互角で、他のゲームには勝ち切って3位につける例もあるが、いずれにせよ全力を挙げていいゲームを見せてほしい。楽しみにしている。