とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミア第15節、エバートン大健闘で首位アーセナルと好ゲーム。

 久し振りにプレミアリーグを観る。アーセナルは第11節でマンUに不覚を取ったものの、その後は順調に勝ち星を伸ばし首位を守る。対するエバートンは前節マンUオールドトラッフォードで21年振りの勝利。香川が後半から出場したこのゲームは観ていないが、たぶんマンUが不調だったのだろうと思った。が違ったかもしれない。エバートンが序盤から好調に飛ばしていく。
 5分右SHミララス、7分左SBオビエド、さらに10分、11分オビエドと両サイドからクロスを放り込みチャンスを作っていく。12分にはCKからCBディスタンがヘディングシュート。エバートンの寄せが速く、まるでアーセナルのお株を奪うようなパス回し。22分にはOHバークリーのドリブルから右に流し、右SHミララスがシュート。25分、右SBコールマンが中に切れ込んでミドルシュート。29分、左SHピーナールのドリブルから左に流し、CFルカクがシュート。
 ほとんど一方的にゲームを支配するエバートン。だがゴールが遠い。41分にはCFルカクの突破をCBコシエルニがナイス読みでブロック。そこからアーセナルにペースが戻ってきた。42分、CHアルテタから右SHウィルシャーのスルーパスにCFジルーが抜け出すが、ここはオフサイド。43分、今度はCHラムジーのスルーパスにCFジルーが抜け出す。GKハワードがしっかり飛び出しナイスセーブ。45分、OHエジルの斜めに入れたパスをCFジルーが落とし、CHラムジーがシュート。だがここもGKハワードが飛び出しブロックした。
 前半40分まではエバートンが圧倒したが、結局無得点で前半を終えた。
 後半に入ると、前半終了間際の勢いそのまま、アーセナルが攻勢をかける。2分、CKから左SBギブスがミドルシュート。6分、OHエジルのクロスを右SHウィルシャーが落として、左SHカソルラがヘディングシュート。GKハワードがセーブ。
 エバートンは後半、しっかり守ってカウンター。9分、左SHピーナールからCBジャギエルカがドリブルで持ち上がり、クロスをOHバークリーが落としてピーナールミドルシュート。GKシュチェスニーがナイスセーブを見せる。アーセナルも11分、左SHカソルラからCFジルーのスルーパスに左SBギブスがクロスを入れて、CHラムジーボレーシュート。またもGKハワードが好セーブを見せる。
 その後もお互い速いプレスと寄せで拮抗したゲームが続く。すると23分、アーセナルは一気に3枚替え。カソルラウィルシャーラムジーに代わり、右SHウォルコット、左SHロシツキー、CHフラミニを投入する。エバートンも26分、左SHピーナールに代えてオズマン。すると33分、左SHオズマンの縦パスから、CFルカクが落とし、オズマンのスルーパスに右SHミララスが抜け出してシュート。GKシュチェスニーがナイスセーブ。34分には右SHミララスのクロスにDFが触ってファーに流れたところをCBディスタンがヘディングシュート。
 34分、ここでエバートンはミララスに代えて右SHデウロフェウを投入。バルセロナから移籍した19歳の新鋭。するとここからゲームが動く。まず35分、左SHロシツキーが左サイドから大きくサイドを変えるクロス。右SHウォルコットが落とし、ゴール前で待つCFジルーが空振り。その後ろでエジルが押し込む。ゴール。アーセナルが先制した。しかし39分、今度はエバートンのOHバークリーから左に展開。左SBオビエドのクロスにCFルカクがオーバーヘッドキック。だが空振り。ファーサイドで受けた右SHデウロフェウが絶妙なフェイントから右足を一旋。鮮やかにゴールに叩き込み、エバートンが同点に追い付いた。
 その後はオープンな展開。43分、右SHデウロフェウのスルーパスにCFルカクが抜け出すが、GKシュチェスニーが抑える。45分、左SHロシツキーのクロスをCBディスタンがクリア。CHフラミニボレーシュートは空振り。アディショナルタイム2分、CHアルテタからCFルカクがボールを奪い、そのままドリブルしてシュートも枠を外す。4分、右SHウォルコットのクロスのこぼれをCFジルーがシュート。バーを叩く。
 最後まで緊迫したゲームが続いたが、結局タイムアップ。首位対5位の対戦は1-1のドローで終わった。だが、エバートンが調子がいい。アーセナルも好調エバートンの攻勢によく耐えて、後半は主導権を握った。2位以下のチェルシーやマンCが勝ち点を落とす中、アーセナルは勝ち点1を上上積み。2位との勝ち点を4とした。まだまだリーグはこれから。次はマンC、そしてチェルシーと強豪相手が続く。しばらくプレミアリーグが楽しみだ。