とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

早い者勝ちで職場の配席と役職を決める。

 ゴースト社員なんてバカなことを思いついた続き。これも昔から思っていたんだけど、毎日同じ席で同じ仕事をするのはつまらない。どの席にすわるか、毎朝、早い者順で決めたらどうだろう。もちろん仕事も席に応じて担当するとしたら、誰も課長席に座りたがらないだろうか。朝が早い課長はどの席に座るだろうか。自分だったら新入社員の席に座るかな。
 職場の歓送迎会や忘年会は部長や課長の席は決めておいて、他のメンバーはくじ引きで決めることがよくある。普段はあまり交流がないような担当者同士や他グループの上司と話をする機会を与えようという配慮だと思うが、部長・課長とグループ長は分散して席を設け、他のメンバーは早い者順とするとみんなどんな席に座るのだろうか。
 人気のない上司の周りにはいつまでも空席が目立ち、女性は女性同士で固まり、若手も若手同士で固まり、みんなから疎外されている者の周りには人が集まらないという状況になるだろうか。たぶんそれが予想されるからくじ引きなどで配席を決めるのだろう。でも一度やってみると、職場内の状況が見えてきて面白いかもしれない。逆に部長等の席をくじで決めたらいいじゃないか。
 営業担当者の席については、特定の席を決めずに事務スペースを自由に使う形にしている会社があるという話を聞いたことがある。書類や文具などを仕舞えるロッカーが決まっていれば、作業をするデスクやイスはどこでもかまわないし、作業内容によって必要なスペースが広く必要な場合も狭くてかまわない場合もある。合理的という意味では事務スペースは自由な方がいいかもしれない。
 先日の呑み会で、新入社員の机のスペースが前に座る先輩女性の本棚が進出して、日に日に狭くなっている、という話題があった。みんなけっこう課内の人間関係や状況をよく見ている。女性社員と新入社員が帰った後、侵食した本棚を元の位置に戻したと言っていたけど、そういう気遣いはいいものだ。その話を聞いていた新入社員も「言い出せず困っていたんです」と喜んでいた。もちろん女性社員の耳には入っていない。昨日見たらまた少し侵食が始まっていた。