とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

時計の時刻

 自動車のインパネの中にある「時計がずれているよ」と娘が言う。まさか自動車の時計は自動で時刻調節をするだろうと思ったが、確かにずれている。取扱説明書を読むと、自動調節ではなく、手動で調節するボタンが説明されていた。オデッセイは自動だったのにとも思ったが、プリウスはそういう仕様だからしょうがない。

 時計と言えば、わが家の居間にかかっている電波時計が常に2分ほど進んでいる。電波時計がどうして進むのかわからないが、近くの安売り店で10年以上も前に購入した時計だからしょうがない。進んでいる時間に変化はないので、別に困らない。

 職場の卓上に置いている時計は、どこかのイベントで来場者記念にもらったもの。もとより正確性を求める気もないが、少しずつ進んでいくのはやはり気になる。時々時刻合わせを行う。職場の壁掛けの時計が正確かと思ったら、パソコンの表示する時刻よりは進んでいるようだ。いったいどの時計が正確なのか? 意外にウォーキングする時に持参する自動巻きの腕時計が最もパソコンの時刻表示と合っているような気がする。ベルトが壊れてからはもっぱらポケットの中に入れて歩いているのだが。

 そういえば、BS放送が始まった頃に、TVの時刻表示が遅れると話題になったが、最近はどうやら修正されているらしい。でも本当に正しい時刻なんてどうやればわかるのか。またそれを知ったところで何の役に立つのか。

 困るのは複数ある時計の時刻が異なる場合だが、それぞれの時計の癖がわかっていればどうってことはない。テレビのビデオもある程度は余裕を持ってスタートするようになっているし、お店の閉店時刻や役所の受付時間などもそもそもその事務所の時計が合っているとは限らない。余裕を持って行かなくては。

 ということで、昨日も娘と、時計を見ずに時刻を当てるゲームをしていた。腹時計が実は一番役に立つのかもしれない。だって、お腹が空けば、時刻はどうあれ、食事がほしい。もっともそのうち「おじいさん、さっきご飯食べたばかりでしょ」なんて言われかねない。人や物の名前がなかなか出て来ず、娘にはよく認知症ではないかと言われている。