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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1リーグ第10節 浦和レッズ対鹿島アントラーズ

 昨季、チャンピオンズリーグを争った因縁の戦い。昨年はレッズ・ホームの埼玉スタジアムアントラーズが2-1と勝利し、逆転で年間チャンピオンになっただけにレッズにとっては絶対に負けられない。雪辱を期す戦いとなる。ところが柏木と遠藤航が欠場。CBに那須。CHには青木が入った。一方のアントラーズも山本修斗がケガで、代わりに西が左SBを務め、右SBには伊東が入る。

 序盤からお互い激しいプレスの応酬。11分、右CB森脇が切り返しからミドルシュートを放ったが、これが両チームにとっての初シュート。16分には左WB宇賀神のスルーパスに左CB槙野が上がって、クロスを入れるが、武藤の前でDFがクリアした。レッズが積極的に仕掛け、アントラーズがしっかりと対応する展開。19分、右SH遠藤康のスルーパスにFWペドロ・ジュニオールが抜け出しクロスを入れるが、左SH土居に合わない。21分にはCH青木から右SH遠藤がボールを奪い、FW金崎がミドルシュート。GK西川にセーブされるが、少しずつアントラーズに前への意識が出てくる。

 22分、レッズは右WB関根の横パスからFW興梠のスルーパスにCFラファエル・シルバがシュート。しかし枠を捉えられない。すると24分、CH小笠原の横パスを受けたFW金崎がDFを背負ってポストプレーから、反転して素早くシュート。これが決まり、アントラーズが先制点を挙げた。その後は攻めるレッズ、守るアントラーズという展開が鮮明に。

 33分、FW武藤のFKにCH青木がヘディングシュート。しかしポストの右。アントラーズはCB植田とCB昌子がいい。36分にはショートCKから左SB西のミドルシュート。はね返りからCB昌子がミドルシュートを放つ。レッズも45分、武藤のCKのこぼれを右CB森脇がミドルシュート。しかし枠の外。前半はアントラーズ1点リードで折り返す。

 後半も攻めるレッズ。2分、武藤のCKをGKクォンスンテがパンチングでクリア。これを左WB宇賀神が狙うが、ミドルシュートは枠の外。6分には右WB関根の横パスをFW武藤が落とし、CFラファエル・シルバがシュート。しかしこれも枠を捉えられない。逆に16分、アントラーズはCH小笠原の縦パスを受けたFWペドロ・ジュニオールが切り返してシュート。わずかにポストの左。レッズは直後の16分、CH青木を下げて駒井を投入する。

 レッズは両CBが高く上がって、代わりに両CHが下がり、両SHは中に絞って、下がってくるFWと3人でゲームを組み立てる。だが柏木がいないと攻撃がどうしても単調になる。同じことの繰り返しという感じ。アントラーズが中盤でボールをカットして、逆にカウンターで攻めていく。18分、左SH土居の縦パスからFWペドロ・ジュニオールがドリブル。落としたボールを上がってきたCHレオ・シルバミドルシュート。20分にもFWペドロ・ジュニオールのスルーパスにFW金崎が抜け出してシュートを放つ。惜しくもポストに当たる。

 レッズは21分、FW武藤に代えて李を投入。24分、CFラファエル・シルバがドリブルで運んでシュートを放つが、止めたのはCHレオ・シルバ。元アルビレックスの選手同士の攻防が面白い。アントラーズは25分、右SH遠藤康に代えて、左SH永木を投入。レッズの右サイド、駒井対策。土居を右SHに回す。するとレッズは26分、CB那須が中央をドリブルで上がりミドルシュートを放つ。GKクォンスンテがナイスセーブ。アントラーズも27分、CH小笠原の長いスルーパスにFW金崎が走り込み、左SH永木が右につないで、CHレオ・シルバミドルシュートアントラーズも隙を見逃さない。

 29分にはFWペドロ・ジュニオールに代えて鈴木優磨を投入。前線から運動量をかけてレッズの守りを脅かす。それでも30分、CFラファエル・シルバからつないだパスを左CB槙野がミドルシュート。しかしポストに当たって外れていく。35分には右SH土居が攻め込んで、コーナーフラッグ辺りでの攻防に対する主審の判定に対してCH小笠原が執拗なアピール。アントラーズのイレブンを鼓舞すると、36分にはFW興梠に対してCH小笠原がタックル。しかし37分、FW興梠もドリブルで仕掛ける。両チームのベテラン同士の気持ちの籠った攻防が面白い。

 42分にはCH小笠原に代えて三竿健斗を投入。アントラーズが守りを固めると、アディショナルタイム、FW興梠が膝を痛めてズラタンに交代する。これでジエンド。最後までアントラーズの集中力が途切れることなく、柏木・遠藤を欠いたレッズを寄せ付けることなく勝利した。1-0の完封だ。

 やはり先制した後のアントラーズの守備はすばらしい。小笠原が気持ちでチームを引っ張れば、レオ・シルバが攻守に身体を張って、技術でチームを引っ張る。金崎とペドロ・ジュニオールもお互い献身的だし、気持ちが籠っている。そして何と言っても昌子と植田のCBコンビがすばらしい。これでレッズを逆転して首位に立った。ガンバも含め、今季も3強の戦いが始まった。