とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アーセナル大差のスタート

 プレミアリーグが始まった。クリスチャーノ・ロナウドテベスのいなくなったマンチェスター・ユナイテッドが4連覇できるのか。豪華補強したマンチェスター・シティはどれだけ活躍できるのか。リバプールチェルシーはどうなるか。
 興味は尽きないが、今シーズン最初のTV観戦はやっぱりお気に入りのアーセナルから。相手は昨サーズン5位のエバートン。片やアーセナルアデバヨールコロ・トゥーレが移籍、ナスリ、ウォルコット、ジュルーにロシツキーもけが。どうなることかと見始めた。
 ところがゲームが始まったら圧倒的なアーセナル・ペース。特にベントナーファン・ペルシーが前線から積極的にプレスをかけ、エバートンはロング・ボールを放り込むことしかできない。ようやく15分過ぎにエバートンがゴール前に攻め込むも、中盤からの厳しい守備でどうしてもシュートまでいけない。
 と思ったら、26分。カウンター気味にベントナーが右サイドでキープしてセスクにパス、タイミングを計ってデニウソンミドルシュート。きれいな軌道を描いて先制ゴール!
 エバートンも33分にCKからフェライニのヘッドが決まったかと思ったが、デニウソンがゴール前ではじき返す。そして37分、ファン・ペルシーからのFKを新加入のフェルメーレンがヘディングで追加点。41分には同じようにセスクのFKからギャラスがヘディング・ゴール。このあたりエバートンの集中力不足か。
 後半に入り、3分。アルシャビンが競って奪ったボールをデニウソンにパス。そこからファン・ペルシー、セスクとスペース、スペースへつないで4点目のゴール。さらに25分にはGKアルムニアからのパスを受けたセスクがぽっかり空いたピッチ中央を悠然と前進してグラウンダーのミドル。なんと5点目! エバートンのMFはどこに行った?
 44分には、エブエが右サイドからエドワルドにパス、アルシャビンにつなぎ、シュートのこぼれを右に回ったエドワルドが6点目を押し込む。一昨年のけがからの久し振り復帰のエドワルド・ダ・シルバ。よかったね。
 ロスタイムに途中交代で孤軍奮闘していたサハがゴールを決めて1点を返したが、6-1の完勝。アウェイでこれ以上ないスタートを切った。
 それにしても久し振りに見るプレミアリーグはパスもつながるし、早いし、強いし、Jリーグに比べるとやっぱりいいなあ。今年もプレミアリーグ、楽しみにしよう。