とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

地デジ顛末記

 わが家に地デジがやってきた。オリンピックが始まった翌日の2月14日午後に、最初にアンテナ工事業者がやってきて、次に別の業者はテレビとブルーレイ・レコーダーを設置していった。
 テレビ等の設置業者が帰った後も、アンテナ工事業があれこれと調整をしている。地デジテレビは問題なく映ったけれど、既存のアナログテレビの映りが悪くなった。それも特定のチャンネル(VHFの1と3)だけ。2時間近くも試行錯誤した結果、「ブースターを設置すれば解消すると思うが、地デジチューナーを購入された方が安いですよ」とアドバイスをされて帰って行かれた。
 宅内のテレビ配線がどうなっているかわからないが、直列でつながれていると、後ろのコンセントはどうしても電波が弱くなるとのこと。わが家では、コンセントと反対側の壁にテレビを設置しているため延長コードでつないでおり、さらに条件が悪い。コンセント部分を直で接続するなどの工事までしてくれたが、やはり改善しなかった。長時間、どうもありがとう。お客様アンケートハガキに感謝の言葉を書いておきました。
 それで地デジチューナーをネットで調べると、安いのは5,000円を切っている。販売店では7,000円だったのでここはすぐにネットで注文。火曜日にチューナーが届いた。さっそく接続して地デジは見られるようになったが、端と困った。テレビ側に入力端子が1組しかなく、ビデオが見られない。あれ? 落ち着け。
 D2端子と音声入力はあったので、D端子コードを購入すればよい。翌日、さっそく仕事帰りに電器店に寄って買ってくる。一番安いものでも2,200円とけっこう高い。ついでにテレビの出力とビデオの入力もつないで、地デジ放送も録画できるようにした。ちなみに、地デジチューナーの出力も1組しかないので、チューナーから直接ビデオへはつなげない。
 テレビ経由の地デジ放送はL1入力なので、録画するためには地デジチューナーとテレビの両方をオンにしておく必要がある。木曜日深夜の「のだめ」を録画するために、音声は消音にして一晩中つけっぱなし。
 翌朝見ると、うまく録画できており、これで完璧と思ったが、ビデオのHDからDVDへのコピーができない。どうやら08年以前のレコーダーはダビング10に対応していないことが原因らしい。ああっ。
 悪戦苦闘もここまで。とりあえず地デジは見られるし、アナログも見られるのでアナログ最後の日の放送も看取ることができる。問題は「のだめ」の4話までと5話以降が別のメディアに録画する必要があるということくらいか。許せ、妻よ。悪いのは全て「チデジカ」のせいだ。