とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンUはフラム相手に快勝 首位キープ

 プレミアリーグ第30節。前節チェルシーがゲームがなかったことから、暫定的に首位に立つマンU。久しぶりに見るマンUは、ほとんどベストメンバーでいつものとおり、早くて強いゲームを展開する。
 一方のフラムも最近の5試合で1失点と守備の堅さを発揮し、特に立ち上がりはマンUの中盤のプレスがルーズなこともあり、積極的に前に出てボールをキープし攻勢に出る。
 14分、中盤のデービスがボールを奪取すると、久しぶり出場のアメリカ代表・デンプシーがミドルシュート。さらに15分には、左SBショーリーのクロスにデービスが入り、ゲラがシュートを放つ。
 しかしフラムが攻勢だったのもここまで。20分、CKからベルバトフボレーシュートを放つと、25分、ベルバトフルーニー、ナニとつないでベルバトフがシュート。30分にはルーニーミドルシュートにフラムのオーストラリア代表GKシュウォーツァーがナイスセーブ。さらに34分、ナニのクロスにルーニーがヘディング・シュート。36分、ルーニーのスルーパスベルバトフが反応して最後はルーニーがシュート。44分にもルーニーミドルシュートを放つ。
 前半20分以降、守備主体となってしまったフラムだったが、隙あらばと攻撃への意識は高く、38分にはマーフィーのフィードにCFザモラが反応しループシュートを放つが惜しくも枠を外れていった。
 ハンゲラントを中心に固い守備を見せ、あわや番狂わせもというフラムの期待は、後半早々に打ち砕かれた。開始30秒、ナニのクロスは下がるDFの後ろを通り、うまく遅らせて入ったルーニーにピタリと合って、ゴールネットを揺らす。
 その後は17分にフラムの守備の要、ハンゲラントがケガで交代したこともあり、完全なマンU・ペース。21分、CKからファーディナンド。22分、バレンシアのクロスにベルバトフがボレー。34分にはパク・チソンのクロスにベルバトフ。36分にエブラがドリブルからシュートを放つと、37分にはフレッチャーがドリブル・シュートするがGKシュウォーツァーがまたもやファインセーブ。
 しかし39分、ここまで耐えてきたフラムの守備陣が崩壊する。ベルバトフが2人のDFを破って右サイドを突破すると、ゴール前にルーニーが走り込んで追加点。さらに44分にはパク・チソンのクロスにベルバトフがヘッドで3点目を挙げてフラムを突き放した。
 かなり抵抗したフラムだが、終わってみればマンUの快勝。早くて強いいつものマンUが戻ってきた。次節、リバプール戦。1節置いてチェルシー戦とマンUも厳しい相手が続く。さあ、いよいよプレミアリーグが面白くなってきたぞ。