とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

チェルシー ウェストハムには快勝したけど・・・

 プリミア28節マンC、CLインテル戦の初戦と連敗し、FA杯のストーク戦の後に迎えたプレミア30節ウェストハム戦。エッシェンボシングワ、A.コール、カルバーニョにチェフまでケガをして、それでもデコやJ.コールが控えに座るという陣容はさすが。
 前半立ち上がりはウェストハムが堅守の上に、積極的に攻撃的に出て、逆にチェルシーに連携不足や焦りからのミスが見られ、やはり調子が良くないのかなと思わせた。
 それでもランパードバラック、ミケルと揃う中盤の構成力はさすが。16分、CKの跳ね返りをマルーダがクロスを入れると、アレックスが高さのある強烈ヘッドで先制する。その後も26分にはマルーダのクロスをドログバが落とし、ランパードがシュートすると、27分にはランパードのクロスにドログバがヘッドで合わせる。
 しかし30分、スローインからのボールが中盤でパーカーに渡り、一瞬マークがルーズになったところを見事なミドルシュートウェストハムが思いがけず同点に追いつく。
 しかしその後もチェルシー・ペース。35分、ランパードのグラウンダーのシュートはGKグリーンがナイスセーブ。39分、マルーダのクロスにフェレイラのヘッドもGKの正面を突く。
 とにかくこのゲームでは、マルーダドログバが絶好調。特にマルーダは左サイドを中心に頻繁にボールを触り、クロスを入れる。後半11分、テリーがドリブルで上がると、ドログバが左に流し、マルーダがクロス。ドログバがヘッドで合わせてようやく勝越点を入れた。
 この後はチェルシーのシュータイム。13分、イバノビッチのクロスにアレックスのヘッド。22分、アネルカに替わったJ.コールがドログバトのワンツーからシュート。そして32分、ドログバの落しを受けたマルーダが中央でDFをかわしてシュート。3点目。
 さらに終了間際の45分にはランパードミドルシュートをGKが弾いたところをドログバが走り込み4点目。終わってみれば4-1でチェルシーの圧勝。リーグも首位に返り咲く。
 しかし立ち上がりのもたもたや連携ミスは少し心配。昨日行われたCLの準々決勝ではインテルに連敗してベスト16で敗退した。この後、数週間後にはマンUとのゲームも控え、一方、アーセナルは比較楽な相手との戦いが続く。さてどうなるか。いよいよ目が離せなくなってきた。