とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

Jリーグ2011年シーズンの順位予想

 いよいよ来週5日、Jリーグが開幕する。今年は移籍ルールが変更された初めてのシーズンオフということもあり、大型移籍が多く見られた。特にヨーロッパへは香川、長友、本田の活躍に触発されたか、夏のチョン・テセや巻、阿部、矢野に加え、安田、坂田、細貝、岡崎らが大量に移籍していった。またJチーム同士の移籍も多い。
 特にエスパルスは岡崎に加え、伊東、本田、市川、藤本、青山、ヨンセン、原、兵働、西部らが移籍。高原が加入したとはいえ、いったいこれでどういう先発メンバーになるのか想像がつかない。同様に心配なのがジュビロ。前田は残ったものの、松浦、成岡、上田康太大井健太郎と移籍。西の大ケガも伝えられた。同様にアルビレックスマルシオ・リシャルデスと永田の移籍は心配材料。
 一方で充実の移籍を果たしたのがアントラーズ。超高校級、柴崎岳の加入は早々と決まっていたが、本田、田代、増田、西に加え、カルロン、アレックスも加入。田代はともかく増田はモンテディオに残っていたほうが出場機会も多いだろうに…。
 マリノスは坂田、山瀬、河合、松田らが移籍したが、代わりに谷口や大黒、青山、小林らが入り、いい補強ができている。いい補強と言えば、ペトコビッチ監督就任で話題のレッズが、マルシオ・リシャルデスに加え、永田、原、青山隼らを獲得、さらにマゾーラの評判も高い。後は、グランパスが藤本を補強。新人の永井も楽しみだ。アルディージャ渡辺大剛やキム・ヨングンと堅実な補強を行っている。ベガルタは柳沢とマルキーニョスの補強が話題だ。他に赤嶺、松下も加入した。
 この大量移籍が順位にどういう結果を及ぼすか。移籍選手がどういう活躍を見せるか。今年のJリーグは見所が多い。
 ということを考えて今シーズンの順位予想。
 首位は誰が何と言ってもグランパス。でも今年は自信を持って首位に挙げられる。先日のスーパーカップを観てもその充実ぶりがよくわかる。
 しかしアントラーズもやはり手強い。というか、グランパス・ファンでなければアントラーズを首位にしてもおかしくない。ということで2位はアントラーズ。そして3位はレッズを挙げよう。フィンケのサッカーも面白かったが、チームをまとめきれなかった印象。今年はマルシオ・リシャルデスを加えさらに戦力充実。充実過ぎてペトコビッチの手腕が問われる。
 4位はセレッソ、5位にサンフレッチェ、6位レイソル、7位ガンバ。ガンバは安田、ルーカスが抜け、遠藤の疲労が心配。8位フロンターレ。こちらも憲剛の疲労が心配。
 9位以降はあてずっぽう。9位マリノス、10位アルビレックス、11位アルディージャ、12位ベガルタ、13位モンテディオ、14位ヴィッセル、15位ジュビロ、16位ヴァンフォーレ、17位エスパルス、18位アビスパか。
 アビスパは力不足。しかも永里を放出というのでは昨シーズンのベルマーレ再現も必至。エスパルスもJ1なめとんか、と言いたくなるような大量放出。これはクラブのJ2降格志願と理解せざるを得ない。
 16位は難しい。ヴァンフォーレは守備が心配だが、攻撃陣は意外にやれるかも。三浦監督が最大の懸念材料かもしれない。モンテディオも不安だが、小林監督に賭けてここは残留。それよりもジュビロが心配だが、静岡のチームがいなくなるのはさみしいのでギリギリ残留予想。
 なんて勝手な予想をしてみたが、さてどうなるか。残留争いはともかく、首位予想はぜひとも当たりたい。ついでにACLでもチャンピオン。グランパス、がんばってくれ!