とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンC ノーリッチも蹴散らし、首位独走

 第13節、マンCは昇格チームながら10位と健闘するノーリッチとの対戦。だがゲームは一方的なマンCペースで進む。2分、ジェコがミドルシュート。ノーリッチのチャンスは10分、DFからのフィードがマンCのCBの間を抜け、FWモリソンが抜け出す。だが、GKハートの飛び出しが速い。間一髪クリアした。
 16分にはダビド・シルバのスルーパスからナスリがクロス、アグエロのシュートは枠を外す。30分、ジェコがDFをかわして抜け出しドリブル、シュートはDFがブロック。
 一方的に攻めながら、人数をかけてゴール前を固めるノーリッチになかなかゴールを破れないマンCだったが、32分、ナスリのスルーパスに右SBリチャーズが駆け上がり、クロスをアグエロが受ける。あっという間に4人近くのDFに囲まれる。が、わずかの隙間をトーキック。DFもGKもTVを見ている私も気が付かないうちにボールはゴール内で弾んでいた。マンC先制。前半を1-0で折り返す。
 後半に入り、ノーリッチもやや前から攻めてくる。2分、CBバーネットのフィードにモリソンとDFが競り合って、抜けたところを右SHベネットが走り込みシュート。追い付いた時には角度がなく、難しいシュートになった。
 後半6分、中盤左サイドでマンCがFKを得る。ナスリが蹴ったボールはDFとGKの連携が悪くそのままゴールに吸い込まれる。思わぬ形でマンCが追加点を入れた。
 するとゲームはまたもマンCペース。10分、ナスリがDFをかわして長駆ドリブル。最後はジェコにスルーパスを通すが、クロスに駆け込む選手がいない。12分、ナスリからの長い縦パスにリチャーズが走り込み、戻しのパスをD.シルバがシュート。GKルティがナイスセーブ。こぼれ球をアグエロがシュート。またもGKがブロック。13分にはCKからバリーのミドルシュートが飛ぶが、わずかにバーの上。そして14分、アグエロがナスリとのワンツーからシュート。DFがブロック。
 ノーリッチは15分、ホルト、フーラーンと攻撃的な選手を入れて反撃を試みる。だが23分、ショートCKからシルバが中のスペースにパスを出すと、Y.トゥーレが走り込んできれいな弧を描くミドルシュート。マンCが3点目を入れた。これでナスリ、アグエロはお役御免。24分アダム・ジョンソン、27分バロテッリと交代。31分にはA.ジョンソンの縦パスに抜け出したジェコがシュート。だが枠を外す。
 すると36分、ショートCKからのクロスにモリソンが高い打点のヘディングシュート。ノーリッチが1点を返す。マンCはどんな相手でも1失点はしないと済まないみたいだ。
 しかしその後はきっちりお返し。43分、Y.トゥーレのスルーパスをA.ジョンソンが戻し、バロテッリがシュート。GKに当たって跳ね上がったボールを右肩で押し込む。無表情な4点目。ロスタイムには左サイドでD.シルバと囲んで奪い取ったボールをコンパニーが大きなサイドチェンジ。これをA.ジョンソンが受けてDFとGKに間を測ったように通り抜けるグラウンダーのミドルシュートで5点目。
 終わってみれば5-1。マンC完勝。結局ノーリッチではマンCの敵ではなかった。マンCを止められるのはヨーロッパ大陸にしかいないのか。CLで勝てない不思議。