とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ギリシャにドロー。最後までゴールが遠かった日本。ああ、眠かった。

 香川に代えて右SH大久保を先発させた日本。左SHには岡崎を回した。序盤から日本が攻めていく。2分、右SH大久保のクロスにCH山口がミドルシュートギリシャは11分、カウンターで左CHコネがドリブルからシュートを放ったが、日本が主導権を渡さない。19分、CH山口から右に大きく展開。右SB内田が走り込んで、クロスを右SH大久保が落とし、CF大迫がミドルシュート。だがGKカルネジスがナイスセーブを見せる。21分には中盤でCF大迫が粘って抜け出し、そのままミドルシュート。だがわずかにポストの右に外す。
 日本が一方的に攻めていくが、なかなかゴールが遠い。ギリシャも22分、左SBホレバスがドリブルで上がってミドルシュート。カウンターは怖いが、日本の守備陣が集中力高く守る。セットプレーでもよく競り合った。
 29分、本田のFKもGKカルネジスがファインセーブ。33分、左SB長友のクロスに右SH大久保がヘディングシュート。だが枠に飛ばない。そして35分、ギリシャのCFミトログルが右腰の痛みを訴え、ゲカスに交代する。さらに38分、長谷部のドリブルをCHカツラニスが足を引っ掛け2枚目のイエローカード。退場で日本が一人多くなる。
 しかしそれで攻勢に出るかと思えば、逆にモタモタ。ギリシャの遠目から放り込む攻撃に何度もピンチを迎える始末。40分には右SBトロシディスのミドルシュートをGK川島がかろうじてファインセーブ。一人多くなった以降は却って攻撃が停滞した。
 日本は後半頭からCH長谷部に代えて遠藤を投入した。コートジボワール戦とは違って、これはリーゾナブルな交代。日本がさらに攻勢を強める・・・かと思いきや、守備を固めるギリシャを攻めあぐねる日本。12分にはCF大迫に代えて左SH香川を投入。岡崎をCFに上げる。
 15分頃には4本連続CKを浴びる日本。カラグニスのCKに右SBトロシディスがヘディングシュート。GK川島がファインセーブを見せたが、危ない危ない。
 そして23分、左SH香川から右サイドを走り込んだ右SB内田に向けて長いフィード。これを内田が受けてクロスを入れると走り込んだ右SH大久保がシュート。だが大きく枠を外す。ああ、日本、最大のチャンスを逃した。26分には左SB長友のクロスからDFがクリアをもたついて、クリアを右SB内田がシュート。だがポストの右。32分、左SH大久保のミドルシュートはGKカルネジスがナイスセーブ。押し込む日本。だがギリシャは完全に引き分け狙い。ゴール前に人数を掛けて日本の攻め込む隙を見せない。
 40分、左SB長友のクロスにCB吉田がヘディングシュート。またも吉田を前線に上げるパワープレー。45分には遠藤のFKが枠を襲うが、GKカルネジスが弾き出す。結局スコアレスドロー。後半は日本が一方的に攻め込むも、大きなチャンスは訪れなかった。その単調さに思わず何度も寝落ちした。
 これで次のコロンビア戦には最低でも勝利が必要となってしまった。ギリシャコートジボワールも勝利が必要な状況。唯一コロンビアは決勝トーナメント進出を決めたが、次の日本戦でわざと負けてくれるわけもない。厳しい状況に立たされた。もっともこれも自業自得。というか実力。だが本田、香川がやはり不調だ。リーグ戦の不調から結局抜け出せないままW杯に来てしまった印象だ。最後くらい意地を見せて、日本を沸き立たせてほしい。ゴールをもっと見たい。