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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

あいちトリエンナーレ2016

 あいちトリエンナーレ2016が始まっている。3年前に開催されたあいちトリエンナーレ2013は芸術監督を東北大学大学院都市・建築学専攻の五十嵐太郎が務めていたこともあり、建築系の企画も多く、例えば新建築ツアーなどを楽しんだ。今回の芸術監督は港千尋氏。と言っても知らなかったが、多摩美術大の教授を務める写真家・写真評論家ということだ。

 仕事の関係でチケットを購入せざるを得ず、せっかくなので先日から家族と一緒に各地の展示を観覧して回っている。

 最初に愛知芸術文化センターに行った。入口地下2階に展示してある森北伸の大きな造詣は心地よく存在感がある。10階の会場では大巻伸嗣の花弁を撒き散らしたようなアートが美しい。またオームと宇宙からの声を聞かせるアローラ&カルサディーラの作品はただ静かに聴き入った。10階のつなぎのロビーではキャラヴァンバッグを貸し出すエスタシオンというプログラムをやっていて、若い女性が声をかけてくれたのでついつい借りてしまった。8階も含めて作品を鑑賞したあと、質問を創作して提出する。私が書いた質問は会場に張り出されているだろうか。8階の展示は、ゴメン、もはやあまり記憶にない。世界の子供たちが麻布に書いた落書きを集めた展示くらいか。

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 そして先週は名古屋市美術館と栄会場、長者町会場を回った。栄会場の旧明治屋栄ビルは内装が剥がされ、スクラッチタイルが外された後のモルタルの団子が剥き出しになっている。その姿の方に興味を惹かれた。ちなみに中央広小路ビル会場の前のサウナフジの駐車場は30分150円で格安。お昼は久し振りにインド料理のアクバル栄店へ行ったが、ガラガラだった。量が多すぎて食べ切れなかった。

 ついで長者町会場まで歩く。喉が渇いたというので、喫茶クラウンで一休み。店内の壁一面に今村文の切り絵が飾ってあるほか、一番奥の席には額に納まった今村の作品が展示してある。しかし店の人もそのことを伝えないので、ほとんどの人は壁の切り絵だけを見て帰っていく。そのうちの一番奥の席に座った客がいたので、あえて席の横に立って作品を鑑賞した。今村がこういう状況に特に意図を持っていたとは思えない。今村文の作品は八木兵6号館にも展示されている。なかなか美しい。

 その後は長者町会場を回った。どこも階段ばかりで、足が悪い妻にはきつい。アートってあまり人にやさしくない。それも含めてアートなんだと思う。ということで、ここまでで名古屋市内の会場は一応すべて観覧した。残るは岡崎会場と豊橋会場。10月に入ると岡崎公園でアーキテクツ・オブ・エアーのバルーンアートが見られるようなので、次回はそれを狙って各会場を回ろう。