とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1リーグ第11節 横浜F.マリノス対鹿島アントラーズ

 GWに入った。日曜日は市主催のウォーキング大会に参加し、午後からは仕事もあって、1日身体を使った。でも昨日の月曜日は休み。疲れた身体を癒しつつ、Jリーグ3試合目を観戦した。マリノスアントラーズ。結果は知っている。マリノスのサッカーを観たかった。マリノスは最近好調のウーゴ・ヴィエイラ伊藤翔の2トップ。右SHに若い遠藤渓太、左SHには新加入のユンイルロク。さらに金井がCBに入り、右SBは18歳山田康太が務める。CH天野が中心の若いチームだ。対するアントラーズはだいぶケガ人が戻ってきた。ペドロ・ジュニオールがFWに戻って金崎と組み、鈴木優磨が左SHに下がった。右SHには遠藤康が復帰。ボランチにもレオシルバが復帰した。左SB安西もケガから帰って、右SBは内田。昌子はベンチに控え、CBには犬飼が先発した。

 序盤、ホームのマリノスが積極的に攻めていく。しかし初シュートはアントラーズ。6分、FW金崎の積極的なドリブルからシュートを放つ。しかしその直後の7分、左SHユンイルロクのクロスからCH天野がシュート。DFに当たって跳ねたところにちょうど走り込んだ右SH遠藤渓太がうまく合わせてヘディングシュート。マリノスが先制点を挙げる。アントラーズも16分、FWペドロ・ジュニオールのクロスにFW金崎がシュート。しかしGK飯倉がナイスセーブで弾き出す。すると21分、中盤右からのFKをCH天野が直接狙う。壁の上を越えたボールは落ちてゴール右ポストに当たってネットを揺すった。ゴール。マリノスが追加点を挙げた。

 ゲームはアントラーズが攻めるが、マリノスは効率よくゴールを重ねた。36分、金崎のFKはGK飯倉がセーブ。続く遠藤康のCKにCB犬飼がシュート。しかし枠を捉えられない。40分、中盤で左SH鈴木優磨がボールを奪うと、FW金崎がドリブル。落としを鈴木がミドルシュートを放つが、DFがブロックした。続くレオシルバのCKに右SB内田がミドルシュート。しかしGK飯倉がセーブする。マリノスも45分、左SB山中のFKはわずかにDFが触って枠の外。アディショナルタイム46分、FW金崎のクロスを左SH鈴木優磨が胸トラップから反転してシュートを放つが、これもDFがブロックした。前半は2-0。マリノスのリードで折り返した。

 後半開始直後、アントラーズが攻める。1分、左SH鈴木優磨が右サイドに大きくサイドチェンジを送ると、右SB内田のクロスに右SH遠藤康がヘディングシュート。10分、右SB内田のクロスにFW金崎がヘディングシュート。だがポスト右に外す。アントラーズが攻めるが、どこかチグハグ。お互いの意思疎通がまだ十分ではない印象。これもケガ人が多かった影響か。マリノスは14分、FW伊東に代えてCH扇原を投入。中町をトップ下に上げて、4-2-3-1の布陣にする。

 すると17分、OH中町の縦パスからCFウーゴ・ヴィエイラがシュート。枠を外す。すると直後、アントラーズは右SB内田に代えて伊東を投入。さらに19分、FWペドロ・ジュニオールに代えて山口。山口はトップ下の位置を取り、同じく4-2-3-1の布陣をとる。マリノスも19分、足を痛めた左SHユンイルロクに代えて右SH仲川を投入。遠藤渓太が左SHに回る。20分、CFウーゴ・ヴィエイラから右前にパスを打ち込むと、右SH仲川が俊足を飛ばしてPAへ。だが、マリノスDF陣が落ち着いて対応。そして21分、左SH遠藤渓太の縦パスにCH天野が走り込んでクロスを入れると、右SH仲川が折り返したパスにOH中町が走り込んでシュート。3点目を挙げた。アントラーズはその前の右SH仲川の突破を阻止した後で、少し集中力を欠いていた感じ。

 その後はアントラーズも必死に反撃する。22分、OH山口のミドルシュートはバーを直撃。24分、大きく上がったGK飯倉の裏を見て、CHレオシルバがロングシュートを放つが、GK飯倉が下がって、何とかクリア。34分にはFW金崎のクロスに左SH鈴木優磨がダイブングヘッド。だがポストに当たってはね返された。その後も攻めるアントラーズだったが、マリノスがきちんと守備を固めて守り切った。3-0。マリノスが圧勝した。

 マリノスは攻められるシーンも多かったが、ゴールシーンではきれいにボールが回ってのシュート。3ゴールを挙げた。一方心配なのはアントラーズ。ケガから復帰したばかりの選手との連携がまだイマイチな感じ。一方のマリノス次第にポステコグルー監督のやりたいサッカーが見えるようになってきた。これから次第に順位を上げていきそうだ。